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「考える力」を鍛えるツール:
雑誌文化を未来に継承する電子マガジン『GRAPHICATION』

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2017年9月29日(金)13時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ 広告制作チーム

連載がのちに単行本化された例も少なくない。最近のものでは、高橋敏夫著『時代小説はゆく!「なかま」の再発見』(原書房)、松山巖著『ちちんぷいぷい』(中央公論新社)、池内了著『ねえ君、不思議だと思いませんか?』(而立書房)、栂嶺レイ著『誰も知らない熊野の遺産』(筑摩書房)など。累計では三十冊近い数にのぼり、しかも大半が出版社からの企画で単行本化されたものだという。出版社のPR誌ならともかく、一般企業のPR誌でこうした例はあまり聞いたことがない。

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電子マガジンに移行した『GRAPHICATION』

1967年から紙の雑誌として発行されてきた『GRAPHICATION』は、2015年9月の第200号(通巻389号)を節目とし、同年12月発行の号から現行の電子マガジンに移行した。雑誌として"紙"の持ち味、良さを十分に認識しつつも、先端的な電子メディア活用にチャレンジすることは、富士ゼロックスにとっても魅力的なテーマだったという。この『GRAPHICATION』、たとえば電子版第1号の特集に「本のゆくえ」を敢えて持ってくるところなど、なかなか一筋縄ではないようだ。

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もちろん、電子マガジンになっても、50年の歴史で構築されたユニークなパッケージと立ち位置は変わらない。「誌面に答えの用意はなく、その先を読者自身に考えてもらう。さまざまな思考の入口を提示する」というスタンスだ。

『GRAPHICATION』を読んでみよう

無料の専用アプリ『GRAPHICATION』をダウンロードして、最新号やバックナンバーを読んでみよう。因みに、広告の類いは一切ない。

たとえば最新号は、「子どもたちの世界」という特集に合わせて、絵本作家・荒井良二による「夏のこどもたち」の表紙が二面続けて表示され、自動的に目次ページに切り替わる。その目次には記事ごとにアイコンが並んでいて、興味を持った記事をタップして途中から読み始めてもいいし、もちろん最初から順に読み進めてもいい。一連の操作には、どことなくアナログ的な感覚がある。

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一つ気をつけるのは、記事を読み進める際のページ送りが、下から上への縦のスワイプで切り替わるということ。1ページ戻るには逆に上から下へスワイプする。一方、横方向のスワイプは記事単位での移動となる。最初だけ少し戸惑うが、すぐに慣れ違和感はない。紙のページを捲るような、画面にタッチした指の動きに連動する操作感はとてもユニークで、なるほど"雑誌"の感覚を想起させられる。

ほかにも、記事の扉写真がゆっくりとズームしたり、著者紹介のウィンドウがポップアップしたり、音声や動画が埋め込まれていたりと、電子マガジンならではのギミックも楽しい。

アプリの操作に一通り慣れたら、あとはじっくりコンテンツに向き合うといい。ソーシャルメディアで浅く広く情報を消費するのとは違い、記事や写真や絵の世界に没入し、ゆったりと楽しみながら考える感覚。情報通信技術が急速に進歩し、ともすると流されてしまいがちな今の時代にこそ、自分の頭で情報を読み解き、仕事や生活に活かす能力を鍛えることが必要であり、それにはきっと『GRAPHICATION』が強力なツールとして役立つことだろう。

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なお、スマホでも読めるが、"雑誌"の世界観はタブレット端末でないと掴みにくいので、できれば大きめの画面サイズでのご利用をお奨めしたい。

電子マガジン『GRAPHICATION』のダウンロードはこちら

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