最新記事
軍事

16隻を次々に撃沈...米中央軍が「イラン機雷船」を爆破する「瞬間映像」を公開、「UNCLASSIFIED」と表記も

US Sinks 16 Iranian Minelayers: What To Know

2026年3月12日(木)16時39分
エリー・クック
米中央軍が「イラン機雷敷設船」を爆破する瞬間

@CENTCOM / X

<狭いところで幅は32キロ。石油輸送の要所で米軍の攻撃が加速している──>

アメリカは10日、ホルムズ海峡付近でイランの機雷敷設船16隻を破壊したと発表した。中東に展開する米軍を統括する米中央軍(CENTCOM)によると、イラン海軍の艦艇に対して相次いで攻撃を実施し、十数隻以上の機雷敷設船を標的としたという。

【動画】16隻を次々に撃沈...米中央軍が「イラン機雷船」を爆破する「瞬間映像」

CENTCOMは、米軍の弾薬が複数の船舶に命中する様子を捉えた映像も公開した。映像の上部には「UNCLASSIFIED(機密指定なし)」の表示が付けられている。

ドナルド・トランプ米大統領は、イランがホルムズ海峡に爆発物を設置した場合、これまでに見たことがないレベルの危機に直面すると警告。加えて、世界の石油のおよそ5分の1が通過するこの海域で機雷を設置しようとする船舶は、「迅速かつ激しく対処される」と強調した。

CNNは10日、アメリカの情報機関に詳しい匿名の関係者2人の話として、イランがここ数日で海峡に「数十個」の機雷を設置したと報じている。

イランは1980年代のイラン・イラク戦争の際にも、ホルムズ海峡やペルシャ湾に機雷を設置した過去がある。ただしアメリカの専門家は10日、海域の機雷敷設は中国などへの自国の原油輸出にも打撃を与える可能性があると指摘した。

イランがこの海域を通過する船舶への攻撃を示唆したことで、海峡の通航は急減した。ホルムズ海峡は最も狭い場所で幅が約32キロしかなく、世界のエネルギー輸送にとって極めて重要な航路となっている。

まちづくり
川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に──「世界に類を見ない」アリーナシティプロジェクトの魅力
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

香港当局、国泰君安など3社捜査 インサイダー取引で

ワールド

韓国国会、対米3500億ドル投資法案承認 造船など

ビジネス

ホンダが初の赤字転落へ、最大6900億円 需要減で

ワールド

中国全人代、民族団結法可決 中華民族帰属意識を促進
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 2
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃に支持が広がるのか
  • 3
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車整備は収入増、公認会計士・税理士は収入減
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 6
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」…
  • 7
    「邪悪な魔女」はアメリカの歴史そのもの...歌と魔法…
  • 8
    イランがドバイ国際空港にドローン攻撃...爆発の瞬間…
  • 9
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 10
    2万歩でも疲れない? ディズニー・ユニバで足が痛く…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 6
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 7
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 8
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示…
  • 9
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だっ…
  • 10
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中