ホルムズ海峡封鎖が米農家を直撃 トランプ関税とのダブルパンチ
American Farmers Dealt New Blow as Trump’s Iran War Escalates
ニューオーリンズ港の尿素価格は、攻撃前の週には1トン475ドルだったが、3月6日までに683ドルへ急騰した。イランは世界の尿素輸出の10〜12%を占める。世界の尿素供給の約11%を占めるカタールは、世界最大の液化天然ガス(LNG)輸出拠点ラス・ラファンがイランのドローンの攻撃を受けた後、LNG生産を停止した。LNGは窒素肥料の主原料だ。
この穴を埋められる国は存在しない。
「中東の状況に加え、欧州では生産が低調で、中国からの輸出も当面見込めない。世界の尿素供給は危機的状況だ」とリンビルは本誌に語った。「深刻な危機だ」
価格は農家が購入をやめるまで上昇し続けるという。「変えられるのは需要の側だけだ。価格を限界まで押し上げて需要が崩れるまで続く」
リンビルのチームはすでに、米国のトウモロコシ作付面積の予測を、戦争前の9500万エーカーから9300万エーカーへ引き下げた。
肥料ショックだけではない。攻撃開始以降、ディーゼル価格は全米平均で1ガロン(約3.8リットル)4.60ドルに上昇し、1週間で83セント上がった。





