欧州連合(EU)欧州委員会は26日、米実業家イーロン・マスク氏率いるXの人工知能(AI)チャットボット「Grok」による性的な画像生成を巡り、デジタルサービス法(DSA)に基づく調査を開始したと発表した。
欧州委のビルクネン上級副委員長(デジタル政策担当)は「女性や子どもを対象とする合意のない性的ディープフェイクは、暴力的で容認できない屈辱の形態だ」と指摘し、「今回の調査で、XがDSAに基づく法的義務を果たしたのか、それとも女性や子どもを含む欧州市民の権利を自社のサービスの付随的損害として扱ったのかを判断することになる」と述べた。
Xは、ユーザーの画像編集を制限したなどと表明した1月14日の声明に言及した。欧州委はまた、2023年12月に開始した、いわゆるレコメンデーションシステムに関連したXに対する調査を延長し、最近発表されたGrokベースのシステムへの切り替えの影響を含め、レコメンデーションシステムに関連する全てのシステムリスクを適切に評価し、軽減したかを検証する方針だ。
[ロイター]

Copyright (C) 2025トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
2026年8月4日号(7月28日発売)は「日本の高齢者施設ランキング」特集。
民間介護施設250/療養型病院200/リハビリテーション病院300――世界視点で評価された日本の施設を一挙紹介。[PLUS]和田秀樹:失敗しない施設選び/いとうまい子:介護と健康寿命と研究と
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます