最新記事
トランプ裁判

トランプとのセックスを事細かに話して法廷を凍り付かせた元ポルノ女優の「暴走」

Stormy Daniels Vs. Donald Trump: 5 Things We Didn't Expect

2024年5月9日(木)18時43分
ジョー・エドワーズ

名誉毀損でトランプに訴えられた裁判で、取材に答えるダニエルズ(2018年4月16日、ニューヨーク) Lucas Jackson/File Photo/Reuters

<トランプの不倫口止め料疑惑の証人として出廷し、聞かれてもいない情事の詳細をまくしたてたダニエルズの証言で他にも驚かされたこと>

ニューヨーク州地裁で行われているドナルド・トランプ前大統領の不倫「口止め料」裁判では、審理開始から13日目の5月8日、相手とされるポルノ女優、ストーミー・ダニエルズが証言台に立った。

 

彼女の証言のなかで、トランプとのセックスについての詳細以外で驚かされた5つのポイントをまとめた。

【写真特集】ポルノ女優から受付嬢まで、トランプの性スキャンダルを告発した美女たち

■ダニエルズはトランプを憎んでいる

トランプと元ポルノ女優のダニエルズは、メディアを通じて全米が見守るなかもう何年も醜悪な泥仕合を繰り広げてきた。2人の間に愛情のかけらもないのは当然だろう。

被告人側のスーザン・ネクリーズ弁護士にトランプを憎んでいるかと聞かれて、ダニエルズ(本名ステファニー・クリフォード)は「はい」と答えた。トランプが有罪となった場合、刑務所に入れられることを望むかとの質問には、「もちろん」と語気を強めた。

ダニエルズと不倫関係にあったトランプは、当時の顧問弁護士であるマイケル・コーエンに指示して、彼女に口止め料を支払わせ、その使途を隠すために業務記録に虚偽の記載をした罪に問われている。

民事訴訟では負けたが

コーエンは2018年に行われた自身の公判で、2016年の大統領選を控えた時期にダニエルズに13万ドルを支払ったことを認め、これはトランプとの関係を口外しないことを条件に、ダニエルズが要求した口止め料だったと証言した。

■ダニエルズはトランプに借金がある

トランプとの不倫話をメディアに売り込み、暴露本を出して大儲けしたかと、ネクリーズに聞かれると、ダニエルズは「痛い目にもあった」と答えた。

ダニエルズはトランプに名誉毀損で訴えられた民事訴訟で敗訴し、56万ドルの裁判費用をトランプに支払わなければならないが、うやむやにしていることを認めた。

口止め料を受け取ったときの契約では、口外すればダニエルズはトランプに100万ドルの違約金を支払うことになっていたが、これも支払っていない。

「どうなろうと、彼にカネを払う義理はないと思う」と、ダニエルズは言った。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

カナダ中銀、金利据え置き 原油高受けたインフレ圧力

ワールド

トランプ氏訪中、中国が延期で合意 早期に再調整=ホ

ワールド

NATO、ホルムズ海峡再開を協議 ルッテ事務総長「

ワールド

IAEA、イラン中部の新ウラン濃縮施設の状況把握せ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 2
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 3
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポリ」が中東へ
  • 4
    モジタバの最高指導者就任は国民への「最大の侮辱」.…
  • 5
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 6
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 7
    ガソリン価格はどこまで上がるのか? 専門家が語る…
  • 8
    観客が撮影...ティモシー・シャラメが「アカデミー賞…
  • 9
    「ネタニヤフの指が6本」はなぜ死亡説につながったの…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製をモデルにした米国製ドローンを投入
  • 3
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 6
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 9
    住宅建設予定地に眠っていた「大量の埋蔵金」...現在…
  • 10
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中