パレスチナ通信社WAFAは29日、8歳と15歳の2人を含むパレスチナ人4人がパレスチナ自治区ヨルダン川西岸の北部ジェニンでイスラエル軍に殺害されたと報じた。

パレスチナ保健省も、ジェニンで子ども2人が占領軍に射殺されたと発表し、名前を公表した。ヨルダン川西岸を占領するイスラエル軍は7月にジェニンの難民キャンプを急襲するなど活動を活発化させてきた。

パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスは、このうち15歳のほうはメンバーだと発表した。

ソーシャルメディアでは8歳の子どもの射殺場面を撮影した動画が拡散。動画についてコメントを求められたイスラエル軍は、ジェニンの難民キャンプで軍が活動していた際に爆発物を投げてきた複数人に兵士らが実弾を発射し、命中したことを確認したと回答した。

WAFAによると、残る2人はパレスチナ人の武装勢力幹部で、イスラエル軍によって殺害され、遺体も持ち去られたという。

イスラエル軍はこの2人について、難民キャンプでのイスラエルの軍と国家安全保障当局、国境警察による合同の「テロ対策活動」中に殺害されたと発表。うち1人はガザの過激派「イスラム聖戦」の幹部で難民キャンプの中心的指導者の1人だったという。

[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2023トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
細胞を「生物学的資産」として管理する時代へ──iPS細胞治療の最前線
細胞を「生物学的資産」として管理する時代へ──iPS細胞治療の最前線
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます