最新記事
事件

韓国ソウルの繁華街にハイレグビキニで疾走するお騒がせインフルエンサー現る

2023年8月16日(水)21時18分
川口陽
セクハラ被害を受けたDJ SODA

韓国ソウルの繁華街に突如現れたビキニ姿。JTBC News / YouTube

<ソウルで多くの人が集まる江南、弘大に超ハイレグビキニ姿の美女が......>

この夏、連日最高気温が平年より3〜4度も上回る猛暑が続いている韓国ソウル。そんなうだるような暑さのなか、多くの人が集まる繁華街、江南(カンナム)や弘大(ホンデ)にビキニ姿でバイクや電動キックボードに乗ったインフルエンサーが現れ、議論を巻き起こしている。JTBC、イーデイリーなどの韓国メディアが報じた。

問題はまず8月11日の昼過ぎにソウル江南のテヘラン路で起きた。サムスン電子やNAVER、グーグル・コリアなどの本社がある高層ビルが並ぶ大通りに、突如ビキニ姿の美女4人がオートバイのパッセンジャーシートに乗って現れた。彼女たち4人は、簡単なヘルメットこそしているものの、それいがに身に着けたのは超ハイレグなビキニだけ。前から見れば水着姿と分かるものの、横や後ろからパッと見た人は若い女性が全裸でオートバイに乗っているとしか見えない状態だった。

江南一帯を約20分間走行した彼らは、現代百貨店貿易センター店の近くで、通報を受けて出動した警察から任意同行を求められて調査を受けた。

このお騒がせな4人の正体は、YouTubeなどで活動するインフルエンサーのハヌルと俳優のチェア、ミンジュ、ジュヒ。ビキニ姿で江南を走行した理由について問い合わせたネットメディアに対して彼女たちは「私たちはRAPという理念を伝えようとしてパフォーマンスをしました。RAPとはオランダの性教育理念の一つで『青少年はセックスに対する権利(Right)をもっており、人々はこれを容認(Accept)しなければならず、青少年が参加(Participate)し発言することを許容しなければならない』という内容です」と説明した。さらに「ソウルだけでなく今後より多くの都市でライディングをしたい」と付け加えた。

もっとも、警察での取り調べに対して彼らは「雑誌の宣伝目的でオートバイに乗った」と供述したという。

SDGs
2100年には「寿司」がなくなる?...斎藤佑樹×佐座槙苗と学ぶ「サステナビリティ」 スポーツ界にも危機が迫る!?
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国、高市首相の台湾発言撤回要求 国連総長に書簡

ワールド

MAGA派グリーン議員、来年1月の辞職表明 トラン

ワールド

アングル:動き出したECB次期執行部人事、多様性欠

ビジネス

米国株式市場=ダウ493ドル高、12月利下げ観測で
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界も「老害」戦争
特集:世界も「老害」戦争
2025年11月25日号(11/18発売)

アメリカもヨーロッパも高齢化が進み、未来を担う若者が「犠牲」に

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やってはいけない「3つの行動」とは?【国際研究チーム】
  • 2
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるようになる!筋トレよりもずっと効果的な「たった30秒の体操」〈注目記事〉
  • 3
    AIの浸透で「ブルーカラー」の賃金が上がり、「ホワイトカラー」は大量に人余り...変わる日本の職業選択
  • 4
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベー…
  • 5
    中国の新空母「福建」の力は如何ほどか? 空母3隻体…
  • 6
    マムダニの次は「この男」?...イケメンすぎる「ケネ…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    ロシアのウクライナ侵攻、「地球規模の被害」を生ん…
  • 9
    「裸同然」と批判も...レギンス注意でジム退館処分、…
  • 10
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 3
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR動画撮影で「大失態」、遺跡を破壊する「衝撃映像」にSNS震撼
  • 4
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 5
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
  • 6
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生ま…
  • 7
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 8
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 9
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 10
    筋肉の正体は「ホルモン」だった...テストステロン濃…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 10
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中