<州政府が有毒ジェルを噴霧して、カンガルーやワラビーなど固有種の脅威になっている野良猫の駆除に乗り出したが>

オーストラリアで5年がかりの野良猫駆除計画がスタートする。野良猫が固有種の動物の生存と種の存続を脅かしていることが理由だ。オーストラリアではこれまでもさまざまな方法で野良猫の駆除を目指してきたが、今回はそのために有毒なジェルを用いることになった。

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6月にこの計画を発表したのは、西オーストラリア州政府だ。「野良猫たちは、固有種に壊滅的な打撃を与えている」と、同州政府のリース・ウィットビー環境相は記者会見で語った。「このまま放置しておくわけにはいかない。固有種が途轍もなく凶暴な捕食者と戦うチャンスをつくりたい」

ネコは、17世紀にヨーロッパ人の入植者によって持ち込まれて、その後、大幅に増加した。野良猫に命を奪われる固有種の動物は、膨大な数に上る。地元オンラインメディアのWAトゥデーによると、1日に全土で300万頭の哺乳類、100万羽の鳥類、170万匹の爬虫類が殺されているという。

野良猫はオーストラリアで28の動物の種の絶滅に関係しているとされていて、さらに100以上の種の存続に重大な脅威を及ぼしているという。脅威にさらされている種の中には、フサオネズミカンガルー、フクロアリクイ、イワワラビーの仲間、そしていくつかの鳥類と爬虫類が含まれている。

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