航空ショー飛行中の戦闘機「MiG-23」が墜落し爆発...カメラが捉えた一部始終

事故は水上で「楽しい日曜日」を過ごしていた家族や友人約30人の「すぐ真上で起きた」とガッテリは語った。航空ショーに出演していた飛行機が異常に低空を飛行をしていることに気づいた数秒後、飛行機は墜落し、「信じられないほど巨大な」火の玉が生じたという。

ガッテリは大爆発とその余波の写真をフェイスブックで公開した

「とにかく現実とは思えなかった」と、ガッテリは本誌に語った。「その後、誰もが重苦しく、悲しい気分で言葉を交わした。誰もが携帯電話で何が起こっているのか、みんなが無事でいるかを確認しようとしていた。このあたりは、かなり人口が多い。だから、アパートを避け、住宅を避け、湖に浮かぶボートを避けて、誰も被害を受けない場所に墜落したのは、奇跡だった」

墜落事故が起きたのは、ガッテリがいた場所からわずか400メートルのところだったが、パイロットが脱出するときの破裂音以外は「何の音も聞こえなかった」という。

「私たちは毎年航空ショーに行き、湖の上で見学している。いつも素晴らしいショーだ」とガッテリは語った。「今日の光景は、本当に非現実的だった。でも、みんな無事で本当によかった」