ミサイル攻撃で燃え上がるオデーサの大聖堂 ゼレンスキー大統領「報復は確実」

ロシア軍のミサイル攻撃で破壊された救世主顕栄大聖堂(7月23日、オデーサ) Serhii Smolientsev-REUTERS
<「弁解の余地はない」と怒りをあらわにするゼレンスキー大統領。燃え上がる大聖堂の映像、瓦礫の山と化した街の写真が拡散されている>
23日未明、ウクライナ南部の港湾都市オデーサがロシア軍による大規模なミサイル攻撃を受け、ウクライナ正教会の救世主顕栄大聖堂が甚大な被害を受けた。燃え上がる大聖堂の映像や瓦礫の山と化した街の写真がソーシャルメディア上で拡散されている。
ウクライナ空軍は、巡航ミサイル「カリブル」4発と短距離弾道ミサイル「イスカンデル」7発を含む19発が撃ち込まれ、そのうち9発を迎撃したと発表。
ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、自身のツイッターアカウントに大きく亀裂の入った大聖堂の外観や、被害を受けた市街地の写真を公開した。投稿の中で「ロシアの悪に弁解の余地はない」とし、「ロシアのテロリストへの報復は確実に行われるだろう」と述べた。
オデーサ州のオレフ・キペル知事によると、この砲撃で1人が死亡、19人が負傷したという。

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