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ワグネル、ウクライナ戦地向け軍備をマリ経由で調達画策か 隠れみのに使用=米国務省

2023年5月23日(火)10時43分
ロイター
民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジンと兵士たち

米国務省は22日、ロシアの民間軍事会社ワグネル・グループ(写真)がウクライナで使用する軍備の調達先を隠すため、西アフリカのマリを経由して軍用品を運搬しようとしていると述べた。5日撮影。提供写真(2023年 ロイター/Press service of "Concord"/Handout via REUTERS)

米国務省は22日、ロシアの民間軍事会社ワグネル・グループがウクライナで使用する軍備の調達先を隠すため、西アフリカのマリを経由して軍用品を運搬しようとしていると述べた。

国務省のマシュー・ミラー報道官は定例記者会見で、ワグネルは軍備調達のため虚偽の書類を使う可能性があり、マリを隠れみのにしようとしているとの情報があるとした。

「実際にこうした取引が実行された様子はないが、状況を注意深く監視している」と述べた。



[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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