最新記事

米中間選挙

米中間選挙:ペンシルベニア州知事選は民主党勝利 フロリダは共和党現職が圧勝

2022年11月9日(水)15時55分
ロン・デサンティス

11月8日、米中間選挙は、投開票が行われ、エジソン・リサーチによるとフロリダ州の知事選で共和党のロン・デサンティス氏(写真)が再選を確実にした。写真はフロリダ州タンパで撮影(2022年 ロイター/Marco Bello )

米中間選挙は8日に投開票され、エジソン・リサーチの予測によるとペンシルベニア州の知事選で民主党のジョシュ・シャピロ州司法長官が当選を確実にした。

選挙不正に関する誤った主張を繰り返した共和党候補のダグ・マストリアーノ州上院議員を破った。

マストリアーノ氏は8日夜、支持者に対して、選挙結果を尊重すると明言。ただ、まだ集計されていない票が多数残っているとして、最終的な結果を待つ構えも示した。

今回の中間選挙では36の州で知事選が行われ、人工妊娠中絶の権利や民主的な選挙などが争点となった。

エジソン・リサーチの予想によると、民主党候補はマサチューセッツ州とメリーランド州で勝利。一方、注目度の高いフロリダ州、ジョージア州、テキサス州では共和党現職らが当選確実となった。

民主党はマサチューセッツ州でマウラ・ヒーリー州司法長官が勝利した。同州では初の女性知事で、同性愛を公表した知事も初めて。

アーカンソー州では、トランプ前大統領の報道官を務めたサラ・ハッカビー・サンダース氏が同州初の女性知事となる。

メリーランド州は民主党のウェス・ムーア候補が当選を決め、初の黒人知事となる。

ニューヨーク州は民主党現職のキャシー・ホークル氏が当確。

激戦州として注目されていたジョージア州は、共和党のブライアン・ケンプ知事が18年の選挙で対戦した民主党のステーシー・エイブラムス氏に再び勝利した。

テキサス州でも共和党のグレッグ・アボット知事が民主党のベト・オルーク元下院議員を破って3期目の当選を確実にした。

フロリダ州では共和党現職のロン・デサンティス氏が再選。4年前の前回の知事選では0.5%ポイント以下の僅差で当選したが、今回は開票率98%の段階で民主党候補に20ポイント近い差をつけた。同氏は2024年大統領選の共和党候補指名を目指すとの見方が強い。

その他、ニューメキシコ州は民主党現職のミシェル・ルーハン・グリシャム氏が再選。中絶の権利擁護を軸に選挙戦を展開した。

メーン州は民主党で現職のジャネット・ミルズ氏が2期目の当選を確実にした。同氏も中絶の権利擁護派で知られる。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2022トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

WBD、パラマウントと交渉再開を検討 買収条件引き

ワールド

ナワリヌイ氏「毒殺」欧州声明、ルビオ長官「米に疑う

ワールド

米イラン合意、核施設解体含むべきとイスラエル首相 

ワールド

ガザ平和評議会、加盟国が50億ドル超拠出表明へ=ト
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 2
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活動する動画に世界中のネット民から賞賛の声
  • 3
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワートレーニング」が失速する理由
  • 4
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    それで街を歩いて大丈夫? 米モデル、「目のやり場に…
  • 7
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 8
    世界市場3.8兆円、日本アニメは転換点へ――成長を支え…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 6
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 7
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 8
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 9
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 10
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中