最新記事

感染第3波

東京都19日のコロナ新規感染353人、前週比84.7%でリバウンド懸念 重症者84人

2021年2月19日(金)20時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

東京都は19日、都内で新たに353人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。各曜曜日毎の新規陽性者数は今週に入って下げ止まり、あるいはリバンドしつつある。

東京都は19日、都内で新たに353人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。7日間移動平均の新規陽性者数では先週比84.7%となっており、東京都が目標としている前週比7割以下を超えており、感染抑え込みのリバウンドが懸念されている。

この日確認された陽性者の内訳は、
10歳未満:6人(約2%)
10代:21人(約6%)
20代:84人(約24%)
30代:69人(約20%)
40代:40人(約11%)
50代:49人(約14%)
60代:30人(約8%)
70代:27人(約8%)
80代:22人(約6%)
90代:5人(約1%)
となっている。また65歳以上の高齢者は68人となっており、全体の19%を占めている。

また、重症者は前日と同じく84人となっている。

これで東京都内で確認された陽性者の累計は109,135人となった。

新規陽性者の減少が下げ止まったことから、2月に入って減少してきた自宅療養者と入院・療養等調整中も下げ止まり、自宅療養者は1,077人、入院・療養等調整中も643人となっている。

またPCR検査などでの陽性率は7日間移動平均値をもとに算出した18日の数値は4.0%へと低下している。

モニタリング会議、感染の封じ込めを徹底へ最高警戒レベルを維持

こうしたなか、東京都は18日午後に新型コロナウイルス対策のモニタリング会議を開催し、新規陽性者数や医療提供体制の状況が改善しつつあるものの、感染力が強い変異種が急速に拡大するリスクがあると指摘。感染の封じ込めを徹底するため現在の対策を緩めず、新規陽性者を可能なかぎり減少させる必要があるとして、新規陽性者数および医療提供体制ともに最高警戒レベルを維持することとした。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

EU、米関税期限前の合意ほぼ不可能に 現状維持を目

ワールド

ハマス、米停戦案に「前向き」回答 直ちに協議の用意

ワールド

OPECプラス有志国、8月増産加速で合意の公算 5

ワールド

IAEA、イランから全査察官撤退 核施設のアクセス
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプvsイラン
特集:トランプvsイラン
2025年7月 8日号(7/ 1発売)

「平和主義者」のはずの大統領がなぜ? 核施設への電撃攻撃で中東と世界はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギに挑んだヘビの末路
  • 2
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 3
    後ろの川に...婚約成立シーンを記録したカップルの幸せ映像に「それどころじゃない光景」が映り込んでしまう
  • 4
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコ…
  • 5
    【クイズ】「宗教を捨てる人」が最も多い宗教はどれ?
  • 6
    「登頂しない登山」の3つの魅力──この夏、静かな山道…
  • 7
    職場でのいじめ・パワハラで自死に追いやられた21歳…
  • 8
    為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 …
  • 9
    1000万人以上が医療保険を失う...トランプの「大きく…
  • 10
    認知症を防ぐ8つの食材、避けたい意外な食品──専門医…
  • 1
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギに挑んだヘビの末路
  • 2
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で大爆発「沈みゆく姿」を捉えた映像が話題に
  • 3
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 4
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 5
    夜道を「ニワトリが歩いている?」近付いて撮影して…
  • 6
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコ…
  • 7
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 8
    砂浜で見かけても、絶対に触らないで! 覚えておくべ…
  • 9
    【クイズ】「宗教を捨てる人」が最も多い宗教はどれ?
  • 10
    普通に頼んだのに...マクドナルドから渡された「とん…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の瞬間...「信じられない行動」にネット驚愕
  • 4
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギ…
  • 5
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 6
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 7
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 8
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 9
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 10
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中