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米ロ関係プーチン「米国の影響力は低下、中国とドイツが超大国に」
ロシアのプーチン大統領(写真)は、米国とロシアが世界の最も重要な問題についての決断を下す時代はもはや終わったと指摘し、中国とドイツが超大国の地位を築きつつあるとの考えを示した。モスクワで撮影。クレムリン提供’(2020年 ロイター)
ロシアのプーチン大統領は22日、米国とロシアが世界の最も重要な問題についての決断を下す時代はもはや終わったと指摘し、中国とドイツが超大国の地位を築きつつあるとの考えを示した。
プーチン氏はネット上で開催された会議に参加し、世界における米国の役割は英国、フランスと同様に低下し、政治や経済においては中国とドイツが超大国になりつつあるとの考えを示した。
世界的な問題について米国がロシアと議論する用意がなければ、ロシアは他国と議論すると語った。
米国はもはや米国例外主義を主張することはできず、それを望む理由も分からないと述べた。
米大統領選を11月3日に控え、新政権が安全保障や核兵器抑止といった問題についての対話に前向きであることを望むと語った。
米国は先週、2月に期限が切れる米ロの新戦略兵器削減条約(新START)を無条件で1年延長するというロシアの提案を拒否した。
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