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英世論調査、政府への信頼感41%へ低下 新型コロナ対応に不満

2020年6月8日(月)12時10分

英国で6日に発表された3つの世論調査で、ジョンソン首相率いる保守党の支持率が低下した。写真はロンドンで3日撮影(2020年 ロイター/Toby Melville)

英国で6日に発表された3つの世論調査で、ジョンソン首相率いる保守党の支持率が低下した。新型コロナウイルス感染拡大に対する政府対応への国民の信頼感低下が背景とみられている。

調査会社サーベーションが3日に実施した調査では、保守党支持率は41%で、5月22─26日に実施された前回調査時の45%から低下した。一方、野党労働党の支持率は同5ポイント上昇して39%となった。

6月4─5日にデルタポールとオピニウムが実施した調査では、保守党の労働党に対する支持率リード幅が3%ポイントに縮小した。

オピニウムは、政府のコロナ危機対応を評価しないとの回答が全体の47%、評価するとの回答は34%で、危機開始以来、政府への信頼感が着実に低下していることが示されたとしている。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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