最新記事

感染症対策

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(3日現在)

2020年6月3日(水)09時39分

米製薬ギリアド・サイエンシズは抗ウイルス薬「レムデシビル」について、入院していない新型コロナウイルス感染症患者にも使えるように吸入薬など投与しやすい形の薬を開発している。カリフォルニア州フォスターシティーで2018年5月撮影(2019年 ロイター/Stephen Lam)

■仏、新型コロナ死者2.8万人 13日ぶりに100人超増加

フランスで確認された新型コロナウイルス感染症による死者が2日、107人(0.4%)増え2万8940人となった。1日当たりの死者数が100人を超えるのは13日ぶり。フランスは新型コロナ死者数で世界で5番目に多い。

■新型コロナワクチン、年内の利用開始を期待=米軍研究者

米陸軍感染症研究プログラムのディレクター、ウェンディ・サモンズ・ジャクソン大佐は2日、何らかの新型コロナウイルス感染症ワクチンが年末までに一部の米国民に利用可能になると期待を示した。

■WHO米州事務局長、コロナ対策で米に支援継続を要請

世界保健機関(WHO)の米州事務局である汎米保健機構(PAHO、本部ワシントン)のエティエンヌ事務局長は2日、域内で新型コロナウイルス感染が拡大する中、米国に対し関係各国への支援継続を要請した。

■EXCLUSIVE-スイス製薬ロンザ、コロナワクチン原料製造前倒し視野

スイスの製薬会社ロンザ・グループのベーニー会長は2日、バイオ医薬大手の米モデルナが開発を進める新型コロナウイルス感染症ワクチンの原料製造ラインの完成を従来計画より4─6週間前倒しすることを目指していると述べた。

■英のコロナ薬臨床試験、初回結果は7月初旬の見通し

英国で実施されている世界最大規模の新型コロナウイルス治療薬の無作為化臨床試験「リカバリー」の1回目の結果が7月初旬に公表される可能性があると、試験を主導する科学者が2日明らかにした。

■タイ経済、新型コロナで先行き不透明 下振れリスク高い=中銀

タイ中央銀行は2日、新型コロナウイルスの世界経済への打撃を踏まえると国内経済の先行きは非常に不透明感だとし、下振れリスクが大きいとの見方を示した。

■英統計理事会、政府発表の新型コロナ検査数「信用できず」

英国で官公庁の統計を監督する統計理事会(UKSA)は2日、政府が発表する新型コロナウイルス検査数は「信用できない」と批判した。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、ウクライナに兵器供与 50日以内の和平

ビジネス

米国株式市場=小反発、ナスダック最高値 決算シーズ

ワールド

ウへのパトリオットミサイル移転、数日・週間以内に決

ワールド

トランプ氏、ウクライナにパトリオット供与表明 対ロ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:AIの6原則
特集:AIの6原則
2025年7月22日号(7/15発売)

加速度的に普及する人工知能に見えた「限界」。仕事・学習で最適化する6つのルールとは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「史上最も高価な昼寝」ウィンブルドン屈指の熱戦中にまさかの居眠り...その姿がばっちり撮られた大物セレブとは?
  • 2
    真っ赤に染まった夜空...ロシア軍の「ドローン700機」に襲撃されたキーウ、大爆発の瞬間を捉えた「衝撃映像」
  • 3
    どの学部の卒業生が「最も稼いでいる」のか? 学位別「年収ランキング」を発表
  • 4
    エリザベス女王が「うまくいっていない」と心配して…
  • 5
    「お腹が空いていたんだね...」 野良の子ネコの「首…
  • 6
    【クイズ】次のうち、生物学的に「本当に存在する」…
  • 7
    千葉県の元市長、「年収3倍」等に惹かれ、国政に打っ…
  • 8
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 9
    イギリスの鉄道、東京メトロが運営したらどうなる?
  • 10
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長…
  • 1
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップを極めれば、筋トレは「ほぼ完成」する
  • 2
    「弟ができた!」ゴールデンレトリバーの初対面に、ネットが感動の渦
  • 3
    「お腹が空いていたんだね...」 野良の子ネコの「首」に予想外のものが...救出劇が話題
  • 4
    日本企業の「夢の電池」技術を中国スパイが流出...AP…
  • 5
    千葉県の元市長、「年収3倍」等に惹かれ、国政に打っ…
  • 6
    どの学部の卒業生が「最も稼いでいる」のか? 学位別…
  • 7
    イギリスの鉄道、東京メトロが運営したらどうなる?
  • 8
    エリザベス女王が「うまくいっていない」と心配して…
  • 9
    完璧な「節約ディズニーランド」...3歳の娘の夢を「…
  • 10
    トランプ関税と財政の無茶ぶりに投資家もうんざり、…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事故...「緊迫の救護シーン」を警官が記録
  • 4
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 5
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 6
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 7
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 8
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 9
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 10
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中