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東京五輪延期

豪五輪委員会「豪アスリート、2021年夏の東京五輪に向け準備すべき」

2020年3月23日(月)13時13分

オーストラリア五輪委員会(AOC)は、同国の選手は2021年夏の東京五輪に向け準備すべきだとの認識を示した。写真はシドニーで2017年5月撮影(2020年 ロイター/DAVID GRAY)

オーストラリア五輪委員会(AOC)は23日、同国の選手は2021年夏の東京五輪に向け準備すべきだとの認識を示した。

同委員会は声明で、豪の選手は今は自身と周囲の健康を最優先する必要があるとの見解を示した。

国際オリンピック委員会(IOC)は22日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、7月24日から開催予定の2020年東京五輪について延期も含めた対策を検討すると発表した。

これを受け、カナダも22日、2020年東京五輪に選手団を派遣しない方針を示した。

AOCのマット・キャロル最高経営責任者(CEO)は、選手らは「自身のため、家族そして国際社会のために」正しい行動を取るのに確実性が必要だと指摘。

「IOCは選手の健康を最優先する重要な原則を採用し、彼らの最善の利益とスポーツの利益のために行動するとした」と述べ、「現在われわれは、より大きな確実性をもって計画できる状況になった」と語った。

*内容を追加しました。

[ロイター]


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