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UFO目撃多発のカナダ、UFO研究家が資料3万点を大学に寄付

2019年12月17日(火)17時15分
松丸さとみ

一方でファルコン湖事件は、1967年5月、地元のアマチュア地質学者のステファン・マカレック氏がマニトバ州にあるファルコン湖で、円盤型のUFOに遭遇した話だ。水晶の鉱脈を探していたところUFO2機を目撃し、米軍の機体だと思い込んだ同氏は1機を間近でのぞき込んだところ、非常に熱いガスか何かを吹き付けられて攻撃されたという。

マカレック氏は腹部に格子状になった謎の火傷を負って体調を崩し、治療を受けた。またUFOを目撃したとされる場所で数年後、高い放射線を帯びた残骸が見つかったと言われている。

マカレック氏がUFOをのぞきに行く前に機体の様子を描いたというスケッチは、今回寄付された資料の中に含まれているという。

なお、カナダでは昨年、このファルコン湖事件の記念硬貨が、また今年10月にはファルコン湖事件と同じ年の10月に発生した別のUFO事件とされる「シャング・ハーバー事件」の記念硬貨が、それぞれ発行されている。カナダのメディアVICEは当時、「記念硬貨を発行したということは、カナダの政府はUFOの存在を認めたのか?」と報じていた。VICEによると、ルトコウスキー氏はシャング・ハーバー事件も詳しく調査していたとのことなので、今回寄付された資料にも含まれているかもしれない。

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