最新記事

テクノロジー

世界最大の5Gネットワークが中国で始動した意味

2019年11月6日(水)18時30分
マーシー・クレイター

事前登録の契約者だけで1000万人を突破 JASON LEE-REUTERS

<11月1日に中国国内50都市で5Gサービス開始。基地局提供のファーウェイにアメリカは危機感を募らせるが>

超高速・大容量通信によって産業やライフスタイルを一変させる5G(第5世代移動通信システム)で主導権を握る国はどこか。各国がしのぎを削るなか、中国が大きな一歩を踏み出した。

中国移動通信(チャイナ・モバイル)など国有の通信大手3社は11月1日、北京や上海など国内50都市で5Gの商用サービスを開始。事前登録した契約者数は1000万人を超えており、世界最大規模の5Gネットワークになるとみられる。

米中貿易戦争が長引き、景気の減速が懸念されるなか、中国は5Gを切り札に経済を活性化し、国際競争力を高めたいと考えている。今回の計画では、アメリカから「スパイ容疑」で制裁対象とされている5G関連機器最大手の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)などが基地局を提供。アメリカは各国にファーウェイ排除を要請しているが応じる国は少なく、同社は既に累計で40万件以上の5Gの基地局を輸出している。

<本誌2019年11月12日号掲載>

【参考記事】5G「生活革命」が始まった!
【参考記事】欧米に締め出されたファーウェイ、東南アジアで5G市場狙う

20191112issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

11月12日号(11月6日発売)は「危ないIoT」特集。おもちゃがハッキングされる!? 室温調整器が盗聴される!? 自動車が暴走する!? ネットにつなげて外から操作できる便利なスマート家電。そのセキュリティーはここまで脆弱だった。

ニュース速報

ワールド

桜を見る会前日の夕食会費明細書、「そうしたものはな

ワールド

スリランカ大統領選で元国防次官が勝利、対立候補と大

ワールド

イラン最高指導者がガソリン値上げ支持、抗議デモは敵

ビジネス

英、不動産の新規販売件数が急減 ブレグジットと総選

MAGAZINE

特集:世界を操る政策集団 シンクタンク大研究

2019-11・19号(11/12発売)

政治・経済を動かすブレーンか「頭でっかちのお飾り」か、民間政策集団の機能と実力を徹底検証

人気ランキング

  • 1

    トランプが日本に突き付けた「思いやり予算」4倍の請求書

  • 2

    日本のノーベル賞受賞に思う、日本と韓国の教育の違い

  • 3

    深い眠りによって脳内の老廃物が洗い流されていることがわかった:研究結果

  • 4

    災害後の復興増税が誤った選択肢である理由

  • 5

    「安い国」になった日本の現実は、日本人にとって幸…

  • 6

    アメリカが繰り返し「ウソ」を指摘......文在寅直轄…

  • 7

    香港の若者が一歩も退かない本当の理由

  • 8

    GSOMIA失効と韓国の「右往左往」

  • 9

    「アイル・ビー・バック」のせりふと共にターミネー…

  • 10

    ペットに共食いさせても懲りない飼い主──凄惨な退去…

  • 1

    GSOMIA失効と韓国の「右往左往」

  • 2

    ペットに共食いさせても懲りない飼い主──凄惨な退去後の現場 

  • 3

    アメリカが繰り返し「ウソ」を指摘......文在寅直轄「国家安保室」の暴走

  • 4

    日本のノーベル賞受賞に思う、日本と韓国の教育の違い

  • 5

    トランプが日本に突き付けた「思いやり予算」4倍の請…

  • 6

    文在寅政権の破滅を呼ぶ「憲法違反」疑惑──北朝鮮の…

  • 7

    香港デモ隊と警察がもう暴力を止められない理由

  • 8

    「安い国」になった日本の現実は、日本人にとって幸…

  • 9

    中国は「祝賀御列の儀」をどう報道したか?

  • 10

    ヤクルトが韓国で最も成功した日本ブランドになった…

  • 1

    マクドナルドのハロウィン飾りに私刑のモチーフ?

  • 2

    「アメリカは韓国の味方をしない」日韓対立で米高官が圧迫

  • 3

    意識がある? 培養された「ミニ脳」はすでに倫理の境界線を超えた 科学者が警告

  • 4

    GSOMIA失効と韓国の「右往左往」

  • 5

    インドネシア、巨大ヘビから妻救出した夫、ブタ丸呑み…

  • 6

    「武蔵小杉ざまあ」「ホームレス受け入れ拒否」に見る深…

  • 7

    中国人女性と日本人の初老男性はホテルの客室階に消…

  • 8

    アメリカが繰り返し「ウソ」を指摘......文在寅直轄…

  • 9

    ペットに共食いさせても懲りない飼い主──凄惨な退去…

  • 10

    日本のノーベル賞受賞に思う、日本と韓国の教育の違い

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 資産運用特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2019年11月
  • 2019年10月
  • 2019年9月
  • 2019年8月
  • 2019年7月
  • 2019年6月