最新記事

中東

米海軍がホルムズ海峡でイランのドローン撃墜「海軍艦船に接近」

2019年7月19日(金)08時10分

トランプ米大統領は米海軍の艦船がペルシャ湾のホルムズ海峡でイランの無人偵察機を撃墜したと明らかにした。写真は米艦船USS。オマーン沖で17日撮影(2019年 ロイター/AHMED JADALLAH)

トランプ米大統領は18日、米海軍の艦船がペルシャ湾のホルムズ海峡でイランの無人偵察機を撃墜したと明らかにした。無人機が艦船に接近してきたためだという。一方、イランは無人機撃墜について情報はないとしている。

トランプ氏はホワイトハウスでのイベントで、無人偵察機は米艦船から約900メートルの距離を飛行していたとし、「離れるよう求めた複数回の警告」を無視したと説明。「国際水域で活動する船舶に対するイランの挑発的・敵対的行動だ。米国には自国の人材や設備、利益を守る権利がある」と強調した。


トランプ氏は「無人機は直ちに破壊された」と語った。

イランのザリフ外相は国連で記者団に対し、「きょう無人機を失ったという情報はない」と述べた。

米国防総省は声明を発表し、強襲揚陸艦「USSボクサー」が18日午前、ホルムズ海峡を航行中に無人機に対して「防衛的対応」を取ったと説明した。

同省の報道官は、無人機について「イランのものと判断している」と述べた。

中東地域では米国とイランの対立が深まっており、両国が戦争に突入する可能性が懸念されている。

イラン革命防衛隊は18日、ホルムズ海峡にあるイラン領ララク島沖で原油を密輸しようとした外国タンカーを拿捕したと発表。これを受け、米政府はイラン側にタンカーの即時解放を要求した。

イランは、少量の原油の密輸に使われた小型船だとして、取り合わない姿勢を示した。

イラン国営テレビの映像によると、拿捕された船名は「リア」。イラン領海ではパナマ船籍の石油タンカー「MTリア」が数日前に消息が不明になっている。

*内容を追加しました。

[ワシントン 19日 ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2019トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

【お知らせ】ニューズウィーク日本版メルマガのご登録を!
アメリカや中東、アジア、ヨーロッパなど世界の動きから世界経済、キャリア、テック&サイエンス、for Womanの最新トピックまで、ウィークデーの毎朝お届けします。
ご登録(無料)はこちらから=>>

MAGAZINE

特集:香港の出口

2019-8・27号(8/20発売)

拡大する香港デモは第2の天安門事件に? 中国「軍事介入」の可能性とリスク

人気ランキング

  • 1

    「TWICEサナに手を出すな!」 日本人排斥が押し寄せる韓国でベテラン俳優が問題提起

  • 2

    韓国金融当局、独10年債利回り連動デリバティブを調査 莫大な損失の恐れ

  • 3

    韓国で広がる東京五輪不参加を求める声、それを牽制する韓国政府

  • 4

    韓国・8月15日、文在寅大統領の退陣要求集会には、安…

  • 5

    日本の重要性を見失った韓国

  • 6

    韓国で日本ボイコットに反旗? 日本文化めぐり分断…

  • 7

    過熱する韓国キッズ・ユーチューバー ベンツ運転から…

  • 8

    香港デモと中国の対立が台湾に飛び火、三つ巴の緊張…

  • 9

    韓国、日本との軍事情報協定破棄へ 米国防総省「強い…

  • 10

    異例の猛暑でドイツの過激な「ヌーディズム」が全開

  • 1

    寄生虫に乗っ取られた「ゾンビ・カタツムリ」がSNSで話題に

  • 2

    韓国・8月15日、文在寅大統領の退陣要求集会には、安倍政権批判集会以上が参加か

  • 3

    日本の重要性を見失った韓国

  • 4

    世界が発想に驚いた日本の「ロボット尻尾」、使い道…

  • 5

    ハワイで旅行者がヒトの脳に寄生する寄生虫にあいつ…

  • 6

    「TWICEサナに手を出すな!」 日本人排斥が押し寄せる…

  • 7

    韓国金融当局、独10年債利回り連動デリバティブを調査…

  • 8

    日韓対立の影響は?韓国経済に打撃大きく、日本経済…

  • 9

    韓国人はなぜデモがそんなに好きなのか

  • 10

    異例の猛暑でドイツの過激な「ヌーディズム」が全開

  • 1

    寄生虫に乗っ取られた「ゾンビ・カタツムリ」がSNSで話題に

  • 2

    日本の重要性を見失った韓国

  • 3

    2100年に人間の姿はこうなる? 3Dイメージが公開

  • 4

    異例の猛暑でドイツの過激な「ヌーディズム」が全開

  • 5

    韓国で日本ボイコットに反旗? 日本文化めぐり分断…

  • 6

    ハワイで旅行者がヒトの脳に寄生する寄生虫にあいつ…

  • 7

    「韓国の反論は誤解だらけ」

  • 8

    韓国・8月15日、文在寅大統領の退陣要求集会には、安…

  • 9

    デーブ・スペクター「吉本」「日本の芸能事務所」「…

  • 10

    「韓国に致命的な結果もたらす」日韓の安保対立でア…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 資産運用特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2019年8月
  • 2019年7月
  • 2019年6月
  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月