最新記事

米朝関係

北朝鮮、米の「敵視政策」批判 歴史的首脳会談から1年、合意は白紙撤回か?

2019年6月11日(火)13時35分

6月11日、北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、米国が北朝鮮に対する「敵視政策を撤回」しなければ、1年前のシンガポールでの歴史的首脳会談の合意が「白紙になる」と警告した。写真は米朝首脳会談が行われた際の両国旗。ハノイで2月に撮影(2019年 ロイター/KIM KYUNG-HOON)

北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は11日、米国が北朝鮮に対する「敵視政策を撤回」しなければ、1年前のシンガポールでの歴史的首脳会談の合意が「白紙になる」と警告した。

KCNAは先週も同様の警告を発している。

米朝関係は、2月のハノイでの首脳会談が物別れとなって以来、膠着状態が続いている。

KCNAは「傲慢で一方的な米国の政策は、主権を尊重する北朝鮮には通じない」と主張。

昨年6月12日の首脳会談で交わした4項目の合意について、「米国が実施を無視しているため白紙となる可能性がある。今こそわが国に対する敵視政策を撤回すべきだ」と警告した。

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日、南北と米朝の協議は間もなく再開されるとの認識を示した。訪問先のフィンランドで、3回目の米朝首脳会談について協議が行われており、「第3国の仲介が必要だとは思わない」と語った。

トランプ米大統領は先週、北朝鮮の金正恩委員長と適切な時期に会うことを楽しみにしていると語った。

米国務省は10日、トランプ大統領とポンペオ国務長官が日本での20カ国・地域(G20)首脳会議後に訪韓すると発表。文大統領との首脳会談で、北朝鮮の最終的かつ完全に検証可能な非核化の実現に向け協議すると明らかにした。

[ソウル 11日 ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2019トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニューズウィーク日本版 イラン革命防衛隊
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年3月24号(3月17日発売)は「イラン革命防衛隊」特集。イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、イランに48時間以内のホルムズ開放求め

ワールド

イラン、イスラエルの核施設付近攻撃 初めて長距離ミ

ビジネス

アングル:コーヒー相場に下落予想、「ココア型暴落」

ワールド

アングル:米公共工事から締め出されるマイノリティー
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公開...母としての素顔に反響
  • 2
    メーガン妃、親友称賛の投稿が波紋...チャリティーの場でにじんだ「私的発信」
  • 3
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ海峡封鎖と資源価格高騰が業績を押し上げ
  • 4
    BTSカムバック公演で光化門に26万人、ソウル中心部の…
  • 5
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 6
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 7
    「日本人のほうが民度が低い」を招いてしまった渋谷…
  • 8
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 9
    まずサイバー軍が防空網をたたく
  • 10
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 3
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え時の装いが話題――「ファッション外交」に注目
  • 4
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 5
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 6
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 7
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 8
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 9
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 10
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中