最新記事

航空機

ボーイング737MAXに緊急改善通報、米当局がインドネシア機墜落事故受け

2018年11月8日(木)11時20分

11月7日、インドネシアのライオン航空機墜落事故を受け、米連邦航空局(FAA)は、米ボーイングが生産する事故機「737MAX」を対象に緊急改善通報を出した。写真は公開された「737MAX」とボーイングの従業員ら。ワシントンで2月に撮影(2018年 ロイター/JASON REDMOND)

インドネシアのライオン航空機墜落事故を受け、米連邦航空局(FAA)は7日、米ボーイングが生産する事故機「737MAX」を対象に緊急改善通報を出した。

ボーイングによると、事故を調査している当局は、飛行機の空中姿勢の制御に必要な「AOAセンサー」から入力される情報に誤りがあった可能性があると指摘している。

ボーイングは声明で、この問題を航空各社の操縦士に通達したと明らかにした。

FAAによると、緊急改善通報は各国の航空会社が運航する約250機が対象になるという。米国ではユナイテッド航空やアメリカン航空グループなどが運航する45機が対象。

一部の航空機は機体の姿勢を自動的に調整するシステムを備えている。また、機体のセンサーが壊れて情報が得られない時に操縦士が自ら対応する場合もある。

インドネシア運輸安全委員会(KNKT)によると、事故機のAOAセンサーは事故前日にバリで交換されていた。

事故の前日にバリからジャカルタに飛行した操縦士は、センサーの情報に誤差があったものの、問題に対応して無事に着陸した。

ボーイングは、センサーからの情報が誤っている状況への乗組員の対処法について、航空各社に通知を出したことを明らかにした。

[ワシントン/珠海(中国) 7日 ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2018トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

【お知らせ】ニューズウィーク日本版メルマガのご登録を!
気になる北朝鮮問題の動向から英国ロイヤルファミリーの話題まで、世界の動きを
ウイークデーの朝にお届けします。
ご登録(無料)はこちらから=>>

ニュース速報

ビジネス

米ウォルマート、8─10月も米既存売上高が予想上振

ワールド

英国、EU残留か合意なき離脱の公算大きい=シティ

ビジネス

イタリア、「同盟」が次回選挙で過半数獲得ならユーロ

ワールド

英EU離脱担当相ら辞任、協定案承認に抗議 与党でメ

MAGAZINE

特集:ここまで来たAI医療

2018-11・20号(11/13発売)

病院での待ち時間や誤診、膨れ上がる医療費── 「切り札」人工知能が医療の難題を解決する日

人気ランキング

  • 1

    「人肉を食べ飽きた」呪術師らの公判で明らかになったおぞましい新事実

  • 2

    「人肉は食べ飽きた」と自首した男と、とんでもない「仲間」たち

  • 3

    インドネシアの老呪術師が少女を15年間監禁 性的虐待の日々

  • 4

    小説『ロリータ』のモデルとなった、実在した少女の…

  • 5

    BTSはなぜ「原爆Tシャツ」を着たのか?原爆投下降伏…

  • 6

    人肉食が予防した不治の病

  • 7

    期待の中国でも販売シェア半減に 韓国現代自動車は…

  • 8

    全長7mの巨大ヘビが女性を丸のみ インドネシア、…

  • 9

    ベジタリアンに人肉を提供して殺人が発覚

  • 10

    ナメクジを食べた男性、脳を侵す寄生虫で8年後に死亡

  • 1

    徴用工判決が突きつける「日韓国交正常化の闇」 韓国大法院判決全文の熟読で分かったこと

  • 2

    【動画】本当に飛んだ、ドバイ警察の「空飛ぶバイク」

  • 3

    「人肉を食べ飽きた」呪術師らの公判で明らかになったおぞましい新事実

  • 4

    金融庁も激怒した、日本の投資信託のイケてなさ

  • 5

    全長7mの巨大ヘビが女性を丸のみ インドネシア、…

  • 6

    「深圳すごい、日本負けた」の嘘──中国の日本人経営…

  • 7

    ナメクジを食べた男性、脳を侵す寄生虫で8年後に死亡

  • 8

    あの〈抗日〉映画「軍艦島」が思わぬ失速 韓国で非…

  • 9

    「売春島」三重県にあった日本最後の「桃源郷」はい…

  • 10

    離陸前のインドネシア機から乗客脱出 荷物室にあっ…

  • 1

    ナメクジを食べた男性、脳を侵す寄生虫で8年後に死亡

  • 2

    ベジタリアンに人肉を提供して殺人が発覚

  • 3

    「人肉は食べ飽きた」と自首した男と、とんでもない「仲間」たち

  • 4

    子どもの時に、自宅に紙の本が何冊あったかが一生を…

  • 5

    現代だからこそ! 5歳で迷子になった女性が13年経て…

  • 6

    安倍首相はよく耐えた!

  • 7

    29年前の「女子高校生コンクリート詰め殺人事件」の…

  • 8

    全否定の「囚人筋トレ」が普通の自重筋トレと違う3つ…

  • 9

    アルコールとがんの関係が明らかに DNAを損傷、二度…

  • 10

    全長7mの巨大ヘビが女性を丸のみ インドネシア、…

資産運用特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
「ニューズウィーク日本版」編集記者を募集
デジタル/プリントメディア広告営業部員を募集
「♯レゴのすべて」投稿キャンペーン
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版

ニューズウィーク日本版特別編集 レゴのすべて

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2018年11月
  • 2018年10月
  • 2018年9月
  • 2018年8月
  • 2018年7月
  • 2018年6月