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「宇宙強国」目指す中国、有人宇宙船が実験室とドッキング成功

2016年10月19日(水)17時07分

10月19日、中国の有人宇宙船「神舟11号」が、無人宇宙実験室「天宮2号」とのドッキングに成功した。新華社が報じた。2人の宇宙飛行士は同実験室に入ったという。写真は「神舟11号」打ち上げ前の景海鵬飛行士(左)と陳冬飛行士(右)。17日酒泉市で撮影された提供写真(2016年 ロイター)

 中国の有人宇宙船「神舟11号」が、無人宇宙実験室「天宮2号」とのドッキングに成功した。新華社が19日報じた。2人の宇宙飛行士は同実験室に入ったという。

 宇宙飛行士らは実験室に30日間滞在。宇宙空間で計33日間を費やす今回のミッションは、中国で過去最長となる。

 2013年の有人宇宙飛行では、3人の中国人宇宙飛行士が無人実験室「天宮1号」とのドッキングに成功し、15日間を軌道上で過ごした。

 中国政府は、宇宙開発計画を優先課題に位置付け、習近平国家主席は「宇宙強国」建設を呼び掛けている。

[ロイター]


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