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米国ベトナムへの武器禁輸を全面解除、人権問題改善を条件に

南シナ海での中国による領有権主張問題とは無関係と強調

2016年5月24日(火)18時30分

 5月23日、米国は、ベトナムに対する武器禁輸措置の全面解除を発表した。写真は共同記者会見に臨むオバマ米大統領(左)とチャン・ダイ・クアン・ベトナム国家主席。ベトナムの首都ハノイで撮影(2016年 ロイター/Carlos Barria)

 米国は23日、ベトナムに対する武器禁輸措置の全面解除を発表した。禁輸措置は2014年に部分解除されたが、今回の決定で、ベトナムは米国からあらゆる武器と軍事物資を輸入できるようになる。

 ハノイを初めて訪問したオバマ米大統領は、チャン・ダイ・クアン・ベトナム国家主席との共同記者会見で、解除は南シナ海での中国による領有権主張問題とは無関係と強調。「この決定は中国その他いかなる関心事に基くものでもなく、ベトナムとの国交正常化完了への希望に基づいている」と述べた。

 ただ、ベトナムの人権情勢には依然懸念があり、大統領は、武器輸出はベトナムによる人権問題への取り組み次第であり、輸出の是非は個々のケース毎に判断していくと付け加えた。

[ハノイ 23日 ロイター]


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