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アレルギー

花粉症対策のカギは「免疫の暴走」だった...医師がすすめる5つの食習慣

2026年3月10日(火)15時15分
工藤 孝文 (内科医*PRESIDENT Onlineからの転載)

レンコンは「免疫の暴走」も抑制する

レンコンをひと言でいえば、食物繊維が多い根菜。こう思ってはいないだろうか。確かに、レンコンには不溶性食物繊維が豊富に含まれている。このため、よく食べる人は便通が良く、腸内環境が良好で、免疫力も強そうだ。

しかし、レンコンの持つ働きはこれだけではない。免疫力を強めたいなら、これ以上ないほど高いレベルの食材なのだ。


近年、注目されているのが、アレルギーに対する効能。ダニのフンや死骸、花粉、ほこりなどが体内に侵入すると、体はこれらを異物とみなして、「IgE抗体」と呼ばれるたんぱく質をつくって排除する。

このIgE抗体が問題。過剰につくり出されると、くしゃみや鼻水といったアレルギーの症状が現れてしまう。いわゆる「免疫の暴走」だ。

このIgE抗体の発生を抑えるように働くのが、レンコンに含まれているタンニンやクロロゲン酸などのポリフェノールだ。

花粉症だけでなくアトピーやぜんそくにも効果大

花粉症の人に対する効き目は強く、レンコンを1日に30〜40g、10日〜2週間ほど食べ続けたら症状がやわらぐという。毎年、春に悩まされている人は、ぜひ試したいと思うのではないか。

こうしたポリフェノールの働きは、花粉症だけではなく、アトピーやぜんそくの人にも効き目がある。

レンコンに含まれているたんぱく質の一種、レクチンの効果も見逃せない。体内に侵入してきた異物をマクロファージが発見しやすいように働きかけて、免疫力を高めるという高度なテクニックを持っている。

また、レクチンにはがん細胞に作用して、増殖を抑える能力もある。

地中に根を長く伸ばす根菜類であることから、土壌の細菌に由来するLPSも豊富。その作用によって、マクロファージを活性化して、一層、免疫力をアップしてくれる。

ポリフェノールやLPSは皮のすぐ近くに多い。皮ごと食べるか、皮をできるだけ薄くむいて使うようにしよう。

newsweekjp20260306122807.jpg工藤孝文(監修)・ホームライフ取材班(編集)『「免疫力が強い人」の習慣、ぜんぶ集めました。』(青春新書プレイブックス)(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

※当記事は「PRESIDENT Online」からの転載記事です。元記事はこちら
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