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「絶対に太る!」7つの食事習慣、 なぜダイエットに失敗し続けるのか? 【管理栄養士が教える】

「絶対に太る!」7つの食事習慣、 なぜダイエットに失敗し続けるのか? 【管理栄養士が教える】

New Africa -shutterstock-

<痩せたいと思っていてもなかなか痩せられない......そんな人は、知らず知らずに行っている「太る習慣」があるかもしれません。今回は、体重増加につながる食事習慣をまとめました。(管理栄養士 岡田明子)>

「満腹」と感じるまでどのくらいかかる?

習慣1 早食い

食事を取る時間がいつも15分以内であったり、数人で食事をしている時に必ず1番早く食べ終わるなど「人より食べるのが早いな」と感じる方は要注意です。

食欲は脳の視床下部にある「満腹中枢」と「摂食中枢」によりコントロールされています。お腹が一杯になると満腹中枢が刺激され、「食べるのをやめよう」と脳から指令が出るのですが、この満腹中枢が「満腹」を感知するまで15分~20分ほどかかるといわれています。


15分以内に食べ終わってしまう方は、満腹中枢が刺激される前に食べ終わることになるので、満足感が得られずつい「もうちょっと何か食べようかな」となってしまいます。

また、食べ物の消化、吸収が速いと血糖値の上昇を招きます。同じ食事内容でも、早食いすると血糖値がより上昇し、急激な血糖の上昇を抑えるためにインスリンの分泌が増え、それが脂肪細胞に糖を取り込ませ、脂肪として体内に蓄積するのです。

この習慣を改善するには「1口で30回以上噛んで食べる」ことを目標に。自然とゆっくり食べることにつながります。噛む回数を数えるのが面倒な方は、1回の食事を20分以上かけるよう心がけるのも手です。また、1口ごとに箸を置きながら食べることも、ゆっくりと食事をする助けになります。

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