トランプ米大統領は9日、米鉄鋼大手USスチールの日本製鉄による買収計画について、USスチールが日本に行くことを望まないと述べた。日鉄による買収を支持しないことを示唆した。

トランプ氏は「日本に渡るのは望んでいない。われわれは日本を愛しているが、USスチールは非常に特別な企業だ。日本や他の国に渡るのは望んでいない」と述べた。

 

この発言は、トランプ政権の最近の行動と矛盾しているように見える。この発言を受けて、時間外取引でUSスチールの株価は13%下落した。

トランプ米大統領は7日、同買収案件を巡り「さらなる措置が適切かどうか判断するため」に、対米外国投資委員会(CFIUS)に対し新たな審査を行うよう指示。市場はこれを、トランプ政権がUSスチール買収承認を検討している可能性を示唆したものと受け止め、USスチールの株価は大幅上昇していた。

USスチールと日鉄のコメントは得られていない。



[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
世界を知るニュースを、毎日のメールに。ニューズウィーク日本版ニュースレターが進化
世界を知るニュースを、毎日のメールに。ニューズウィーク日本版ニュースレターが進化
ニューズウィーク日本版 戦後版・失敗の本質
2026年7月14日号(7月7日発売)は「戦後版・失敗の本質」特集。

平和と繁栄を謳歌した戦後も「敗戦」だった――7つの国家危機から読み解く衰退の原因

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます