最新記事

リモートワーク

アメリカで進むオフィス回帰...アマゾンは週3日以上の出社を義務付けへ

2023年2月21日(火)07時50分
冨田龍一
オフィス勤務

(写真はイメージです) Vasyl Dolmatov-iStock

<コロナ禍も落ち着き、米大手テック企業は在宅勤務していた従業員をオフィスに連れ戻そうと躍起になっている>

アマゾンCEOのアンディ・ジャシーは米国時間2月18日、同社従業員に週数日のオフィス勤務を命じた

ジャシーの説明によると、アマゾンの従業員は5月1日より週3日以上のオフィス勤務を求められる。ただしカスタマーサポート部門や営業部門などの従業員は対象外だという。

このような決断に至った理由として、ジャシーは「チームは顔を合わせる頻度が高いほど結束力も強い」「対面で目を合わせて議論することで絆が深まる」などと説明。詳細は数週間以内に共有するとしている。

2022年にはグーグルとアップルが週3日以上のオフィス勤務を従業員に求めるなど、米国では大手テック企業などによるオフィス勤務の再開へ向けた動きが目立つ。

今年に入ってからも、1月にはディズニーCEOのボブ・アイガーが、週4日以上のオフィス勤務を求める新制度を3月に導入すると発表。そしてイーロン・マスクに至っては、ツイッターとテスラ、両社の従業員に週5日のオフィス勤務を命じている。


ニューズウィーク日本版 世界最高の投手
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年11月18日号(11月11日発売)は「世界最高の投手」特集。[保存版]日本最高の投手がMLB最高の投手に―― 全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の2025年

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

午後3時のドルは154円後半で9カ月ぶり高値、上値

ワールド

世界の石油・ガス需要、50年まで拡大も 気候目標未

ワールド

豪州とインドネシア、新たな安全保障条約に合意

ワールド

EXCLUSIVE-豪中銀、金融政策が制約的か議論
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ギザのピラミッドにあると言われていた「失われた入口」がついに発見!? 中には一体何が?
  • 2
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    コロンビアに出現した「謎の球体」はUFOか? 地球外…
  • 6
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 7
    「流石にそっくり」...マイケル・ジャクソンを「実の…
  • 8
    冬ごもりを忘れたクマが来る――「穴持たず」が引き起…
  • 9
    【銘柄】エヌビディアとの提携発表で株価が急騰...か…
  • 10
    【クイズ】韓国でGoogleマップが機能しない「意外な…
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 6
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 7
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 8
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 9
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 10
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 10
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中