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ベトナム、26年は10%成長目標に 外的圧力でも勢い維持=首相

2025年10月20日(月)14時48分

 ベトナムのファム・ミン・チン首相は20日、2026年の国内総生産(GDP)伸び率を過去最高の10%以上に引き上げることを目指すと表明した。5月撮影(2025年 ロイター/Hasnoor Hussain)

[ハノイ 20日 ロイター] - ベトナムのファム・ミン・チン首相は20日、2026年の国内総生産(GDP)伸び率を過去最高の10%以上に引き上げることを目指すと表明した。国内経済は外的ショックによる圧力にもかかわらず底堅さを示しているとも述べた。

国会開会にあたり、今年の成長率は8%と見込まれているとし、政府はそれを上回る成長率を目指す目標を堅持すると言明した。

1─9月のGDPは前年同期比7.85%増加した。世界銀行は今年の成長率を6.6%、国際通貨基金(IMF)は6.5%と予想している。

チン氏は「ベトナム経済は外的ショックに耐え得る強さを示しており、世界最高水準の成長率を維持している」と述べた。

また輸出市場の多様化を図るため、来年に中東、中南米、アフリカ諸国と新たな自由貿易協定を締結する意向を改めて表明した。

ロイター
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