ニュース速報
ワールド

TikTok、米で運営停止へ 中国が売却承認しなければ=米商務長官

2025年07月25日(金)05時53分

ラトニック米商務長官は24日、中国企業の字節跳動(バイトダンス)が運営する動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」売却を巡るディール(取引)を中国が承認しない場合、TikTokは米国での事業を停止せざるを得なくなるとの見解を示した。1月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

David Shepardson

[24日 ロイター] - ラトニック米商務長官は24日、中国企業の字節跳動(バイトダンス)が運営する動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」売却を巡るディール(取引)を中国が承認しない場合、TikTokは米国での事業を停止せざるを得なくなるとの見解を示した。

ラトニック氏はCNBCのインタビューで、「中国またはバイトダンスが、少数の株式を保有することは可能」としつつ、「基本的には米国が(TikTokを)管理することになる。米国が技術を所有し、アルゴリズムを管理する」と指摘。「もし中国側が承認すれば、ディールは成立する。承認しなければ、TikTokのサービスを停止する」とし、決定は間もなく下されるとした。

トランプ大統領は6月、TikTokの米国事業を売却する期限を新たに90日延長する大統領令に署名したと発表。新たな期限を9月17日に設定した。

TikTokからはコメントを得られていない。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ノーベル平和賞、ベネズエラの野党指導者マチャド氏に

ビジネス

ウォラーFRB理事、労働市場弱いが利下げは0.25

ワールド

ガザ停戦合意発効、イスラエル軍が一部地域で撤退開始

ビジネス

デジタルユーロ導入、危機時に預金7000億ユーロ流
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:中国EVと未来戦争
特集:中国EVと未来戦争
2025年10月14日号(10/ 7発売)

バッテリーやセンサーなど電気自動車の技術で今や世界をリードする中国が、戦争でもアメリカに勝つ日

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな飼い主との「イケイケなダンス」姿に涙と感動の声
  • 3
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル賞の部門はどれ?
  • 4
    あなたは何型に当てはまる?「5つの睡眠タイプ」で記…
  • 5
    50代女性の睡眠時間を奪うのは高校生の子どもの弁当…
  • 6
    ウクライナの英雄、ロシアの難敵──アゾフ旅団はなぜ…
  • 7
    史上最大級の航空ミステリー、太平洋上で消息を絶っ…
  • 8
    底知れぬエジプトの「可能性」を日本が引き出す理由─…
  • 9
    いよいよ現実のものになった、AIが人間の雇用を奪う…
  • 10
    米、ガザ戦争などの財政負担が300億ドルを突破──突出…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレクトとは何か? 多い地域はどこか?
  • 3
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最悪」の下落リスク
  • 4
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 5
    赤ちゃんの「耳」に不思議な特徴...写真をSNS投稿す…
  • 6
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 7
    iPhone 17は「すぐ傷つく」...世界中で相次ぐ苦情、A…
  • 8
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル…
  • 9
    祖母の遺産は「2000体のアレ」だった...強迫的なコレ…
  • 10
    ロシア「影の船団」が動く──拿捕されたタンカーが示…
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれば当然」の理由...再開発ブーム終焉で起きること
  • 4
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 5
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 6
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 7
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 8
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 9
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 10
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中