ニュース速報
ワールド

ゼレンスキー氏「半年以内に兵器の50%国産に」 新内閣発足に向け抱負

2025年07月17日(木)08時08分

 7月16日、ウクライナのゼレンスキー大統領(写真)は、スビリデンコ新首相が率いる新内閣の下で、半年以内に兵器の国産比率を50%に引き上げられると自信を示した。5月19日、キーウで撮影(2025年 ロイター/Thomas Peter)

[16日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、スビリデンコ新首相が率いる新内閣の下で、半年以内に兵器の国産比率を50%に引き上げられると自信を示した。

ゼレンスキー氏は、シュミハリ首相の後任として、第1副首相兼経済相だったスビリデンコ氏を指名。シュミハリ氏を国防相に起用する内閣改造を行った。

こうした中でゼレンスキー氏は「ウクライナ軍が前線と各種作戦で使用する兵器の約40%が国産化されており、これは既に独立以降のどの時期よりも圧倒的に高い。生産量は本当に大規模だが、われわれはさらに拡大しなければならない」とし、「目標は新内閣の発足から半年以内に国産比率を50%に到達させることで、簡単ではないが達成可能だと私は確信している」と述べた。

ゼレンスキー氏はかねてから国産兵器の拡充や、西側諸国との共同兵器開発の重要性を強調。ここ数週間は、多数のドローン攻撃に対応する迎撃手段の開発が大事だと力説している。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ガザ攻撃で22人死亡 カトリック教会も被害 伊首相

ビジネス

TSMC、第2四半期AI需要で過去最高益 関税を警

ワールド

ウクライナ議会、スビリデンコ氏を新首相に選出 39

ワールド

エプスタイン事件、「トランプ政権が情報隠ぺい」7割
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:AIの6原則
特集:AIの6原則
2025年7月22日号(7/15発売)

加速度的に普及する人工知能に見えた「限界」。仕事・学習で最適化する6つのルールとは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 2
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 3
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長だけ追い求め「失われた数百年」到来か?
  • 4
    アメリカで「地熱発電革命」が起きている...来年夏に…
  • 5
    ネグレクトされ再び施設へ戻された14歳のチワワ、最…
  • 6
    「二度とやるな!」イタリア旅行中の米女性の「パス…
  • 7
    「巨大なヘラジカ」が車と衝突し死亡、側溝に「遺さ…
  • 8
    「異常な出生率...」先進国なのになぜ? イスラエル…
  • 9
    「飛行機内が臭い...」 原因はまさかの「座席の下」…
  • 10
    アフリカ出身のフランス人歌手「アヤ・ナカムラ」が…
  • 1
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 2
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 3
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップを極めれば、筋トレは「ほぼ完成」する
  • 4
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長…
  • 5
    「お腹が空いていたんだね...」 野良の子ネコの「首…
  • 6
    どの学部の卒業生が「最も稼いでいる」のか? 学位別…
  • 7
    アメリカで「地熱発電革命」が起きている...来年夏に…
  • 8
    千葉県の元市長、「年収3倍」等に惹かれ、国政に打っ…
  • 9
    「二度とやるな!」イタリア旅行中の米女性の「パス…
  • 10
    ネグレクトされ再び施設へ戻された14歳のチワワ、最…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 4
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失…
  • 5
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 6
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 7
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 8
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 9
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 10
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中