ニュース速報
ワールド

中国はエネルギー輸出国に転換へ=ロスネフチCEO

2025年06月23日(月)11時49分

 ロシアエネルギー大手ロスネフチのイゴール・セチン最高経営責任者(CEO)は21日、中国は完全なエネルギー自給を目指しており、予見可能な将来に主要なエネルギー輸出国に転じるとの見通しを示した。写真はモスクワで5月撮影(2025年 ロイター/Maxim Shemetov)

[サンクトペテルブルク 21日 ロイター] - ロシアエネルギー大手ロスネフチのイゴール・セチン最高経営責任者(CEO)は21日、中国は完全なエネルギー自給を目指しており、予見可能な将来に主要なエネルギー輸出国に転じるとの見通しを示した。サンクトペテルブルク国際経済フォーラムで発言した。

セチン氏は、アフリカおよびアジアの人口急増と、デジタル革命がもたらした電力消費の増大により、世界のエネルギー市場の全景が変化しつつあると指摘。中国は世界のエネルギーセクター投資の3分の1を占め、再生可能エネルギーの発電能力を高め、原子力発電では世界屈指の地位にあるとし、「既にエネルギー安全保障を確立した中国は、完全なエネルギー自給への道を堂々と進んでいる」と述べた。

中国は現在、原油の最大輸入国で、天然ガスも大量に輸入している。

石油輸出国機構(OPEC)と非加盟のロシアなどで構成する「OPECプラス」の増産加速についてセチン氏は、イスラエルとイランの紛争に照らせば先見性があり、正当化できる決定だったと評価。OPECプラスが当初計画に比べて増産を1年程度前倒しする可能性もあるとの見方を示した。

セチン氏はまた、米国が多額の債務を抱えていることに触れ、歴史上の帝国は重債務が原因で没落したと指摘した。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

モルガンSが2500人削減、3%に相当 全部門対象

ワールド

米上院、トランプ氏の対イラン戦争権限制限案を否決 

ビジネス

米経済活動、7地区で緩やかな拡大 見通しは全体に楽

ワールド

トランプ氏、FRB次期議長にウォーシュ氏正式指名 
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 2
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られる」衝撃映像にネット騒然
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    「外国人が増え、犯罪は減った」という現実もあるの…
  • 6
    「イランはどこ?」2000人のアメリカ人が指差した場…
  • 7
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 8
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 9
    戦術は進化しても戦局が動かない地獄──ロシア・ウク…
  • 10
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 9
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 10
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中