日本と関税巡り「率直かつ建設的」に協議=米財務省

米財務省は30日、ベセント財務長官(左)とラトニック商務長官(右)がこの日、ワシントンを訪問した赤沢亮正経済再生相と「率直かつ建設的な」協議を行ったとの見解を示した。ホワイトハウスで同日撮影(2025年 ロイター/Nathan Howard)
[ワシントン 30日 ロイター] - 米財務省は30日、ベセント財務長官とラトニック商務長官がこの日、ワシントンを訪問した赤沢亮正経済再生相と「率直かつ建設的な」協議を行ったとの見解を示した。
財務省は声明で「ベセント長官は赤澤氏に対し、関税や非関税措置への対応のほか、投資拡大、経済的な安全保障やその他の共通の関心事項での協力の重要性を強調した」とした。
日米はこの日、4回目となる関税協議を実施。赤沢氏は協議後の記者会見で、自動車関税について「米側も強い関心がある」としたうえで、自動車や鉄鋼、アルミなど一連の関税措置について「(日本は)即刻見直しがかなわないなら合意は困難というポジションだ」と語った。