[ジャカルタ 5日 ロイター] - インドネシア統計局が5日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比4.95%増と、1年ぶりの低い伸びだった。家計消費が鈍化した。

ロイターがまとめた市場予想の5.00%増をわずかに下回った。第2・四半期の5.05%増からやや減速した。

前期比(季節調整前)では1.50%増。市場予想は1.59%増だった。

統計局によると、第3・四半期は製造業と建設業が特に経済成長に寄与した。

GDPの約半分を占める家計消費は前年比4.91%増。第2・四半期は4.93%増だった。衣料や住居への支出が鈍化した。

投資は前年比5.15%増と、1年ぶりの高い伸び。新首都の建設などインフラ投資が背景。

政府支出と輸出も拡大した。

DBS銀行のエコノミストは「第3・四半期のGDPは当行の予想と一致した。家計消費が低迷したが、投資と輸出が上向いた」と指摘。ルビア相場が安定していれば、今四半期に追加利下げがあるとの見方を示した。

ルピアは5日の取引で4営業日続落となり、8月以来の安値に下落した。

インドネシア中央銀行は景気を下支えするため、9月に利下げを実施。10月は中東情勢の緊張でルピアが圧力に見舞われていることを受けて政策金利を据え置いた。

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