[エルサレム 15日 ロイター] - イエメンの親イラン武装組織フーシ派が発射したミサイルが15日、イスラエル中部に初めて到達した。イスラエルのネタニヤフ首相はフーシ派が「重い代償」を払うことになると警告した。

フーシ派報道官は新型の極超音速弾道ミサイルを発射したと主張、11分半で2040キロ飛行したとしている。

イスラエル軍当局者は、迎撃ミサイルで対応したものの完全には破壊できず、空中で破片となったと述べた。

ミサイルの破片は空き地や駅の周辺に落下した。テルアビブや中部各地では空襲警報が鳴り、住民がシェルターに避難。直接の死傷者は出ていないが、避難途中に9人が軽傷を負った。

ネタニヤフ氏は閣議で、フーシ派はイスラエルが自国への攻撃に対し「重い代償」を払わせることを知っておくべきだとけん制した。

7月にはテルアビブでフーシ派によるドローン(無人機)攻撃があり、1人が死亡、4人が負傷。これに対しイスラエルはフーシ派拠点を空爆した。

フーシ派のミサイルがイスラエル領空深くに侵入するのは初めてで、これまでに領内で落下が報告されているのは3月に紅海沿岸エイラート近くに落下した1発のみ。

フーシ派報道官は、イスラエルによる昨年10月7日の作戦開始から近く1年を迎えるのに伴い、同国は更なる攻撃を想定すべきだと警告した。

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