ニュース速報

ワールド

ウクライナ西部で大規模空爆、少なくとも3人死亡=地元当局者

2023年08月15日(火)19時24分

[15日 ロイター] - ウクライナの西部リビウ州と北西ボリーニ州がロシアによる大規模な空爆を受け、地元当局者によると少なくとも3人が死亡し、負傷者が出ている。

ボリーニ州の行政中心地ルーツクで企業が攻撃され、3人が死亡、数人が病院に搬送された。

リビウ州のコジツキー知事によると、同州では15人が負傷。リビウ市と周辺地域で6発のミサイルが数十棟の建物と幼稚園の遊び場を破壊した。

リビウ市のザドビー市長は、多くのミサイルを撃墜したものの、一部が撃ち込まれたとメッセージアプリで述べた。少なくとも集合住宅1棟で火災が起き、避難指示が出ているという。

攻撃の規模や被害の全容は不明だが、ウクライナのメディアは、暫定的な情報として、15日の攻撃はリビウ州への空爆としては2022年2月の侵攻開始以来、最大規模と報じた。

リビウ州とボリーニ州はポーランドと国境を接する。リビウ市は7月に住宅地へのミサイル攻撃で7人が死亡するまで、ロシアによる空爆が少なく、比較的安全な地域とみられていた。一部の政府機関は同市に移転し、国際的なNGO(非政府組織)も同市を拠点にしている。

国連のブラウン人道調整官は「ロシアは人口密集地で必要不可欠なインフラへの攻撃を続けており、人々に多大な苦しみをもたらしている」と表明した。

南東部のドニプロ市でも少なくとも2人が負傷。ドニプロペトロウシク州のリサク知事によると、企業とスポーツ施設が攻撃を受けた。

シュミハリ首相は15日の攻撃では8地域で学校や病院など民間インフラに被害が出たと指摘。空軍は少なくとも28発の巡航ミサイルが撃ち込まれ、16発を撃墜したと発表した。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

英政府、子どものSNS利用に関する協議開始 豪の禁

ビジネス

カナダ企業、景況感なお低迷 米との貿易摩擦などで=

ビジネス

日経平均は続落で寄り付く、欧州株安を嫌気

ビジネス

ブラジルの2025年コーヒー輸出、156億ドルで過
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「耳の中に何かいる...」海で男性の耳に「まさかの生物」が侵入、恐怖映像と「意外な対処法」がSNSで話題に
  • 2
    「死ぬところだった...」旅行先で現地の子供に「超危険生物」を手渡された男性、「恐怖の動画」にSNS震撼
  • 3
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で国境問題が再燃
  • 4
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 5
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 6
    中国、欧米の一流メディアになりすまして大規模な影…
  • 7
    【総選挙予測:自民は圧勝せず】立憲・公明連合は投…
  • 8
    AIがついに人類に「牙をむいた」...中国系組織の「サ…
  • 9
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世…
  • 10
    中国ネトウヨが「盗賊」と呼んだ大英博物館に感謝し…
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 5
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 6
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 7
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 9
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 10
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中