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インド経済、米テーパリングの影響受けない見通し=首席経済顧問
2021年09月01日(水)14時02分
8月31日、インド政府の首席経済顧問を務めるK・V・スブラマニアン氏は31日、同国のマクロ経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)は力強いとし、年内にも予想される米連邦準備理事会(FRB)の流動性引き締めによる影響は受けないとの見方を示した。写真はインドルピー紙幣。シンガポールで2017年6月撮影(2021年 ロイター/Thomas White)
[ニューデリー 31日 ロイター] - インド政府の首席経済顧問を務めるK・V・スブラマニアン氏は31日、同国のマクロ経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)は力強いとし、年内にも予想される米連邦準備理事会(FRB)の流動性引き締めによる影響は受けないとの見方を示した。
インドはFRBが過去に危機時の政策からの出口を模索した際に苦い経験があり、特に2013年にはテーパリング(量的緩和の縮小)を巡る発言が出ただけで通貨ルピーが記録的な安値に下落した。
スブラマニアン氏は「インフレ率であれ、経常赤字であれ、外貨準備であれ、あらゆる指標がインドのマクロ経済のファンダメンタルズが非常に強いことを明確に示している」と述べた。
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