ニュース速報

ワールド

スペイン、アストラとファイザーワクチンの混合接種を承認=新聞

2021年05月19日(水)07時46分

新型コロナウイルスワクチンの接種で、1回目に英アストラゼネカ製、2回目に米ファイザー製のワクチンを接種しても、安全かつ有効であることが、スペインで実施された研究の暫定結果から示された。写真は昨年12月、英国で撮影(2021年 ロイター/Owen Humphreys/Pool via REUTERS)

[マドリード 18日 ロイター] - スペイン保健当局は、1回目に英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた60歳未満の人に対し、2回目には米ファイザー製ワクチンの接種を受けることを承認した。18日付スペイン紙「エル・パイス」が関係筋の話として報じた。

スペイン政府は、血栓症への懸念から60歳未満の人に対するアストラゼネカ製ワクチン接種を停止している。それ以前にアストラゼネカ製ワクチンを接種した人は150万人いる。

国内で実施された研究の暫定結果によると、1回目に英アストラゼネカ製、2回目に米ファイザー製のワクチンを接種しても、安全かつ有効であることが示された。

研究は、1回目のアストラ製ワクチン接種を終えている年齢18─59歳の被験者約670人に対し行われ、うち450人にファイザー製ワクチンを接種した。

アストラワクチンを接種し、2回目の接種でファイザーワクチンを接種した人は、アストラワクチンの接種1回のみの人に比べ、血液中に存在する抗体(IgG)が30─40倍高いことが分かった。

さらに、2回目にファイザーワクチンを接種した人は、体内の中和抗体(ウイルスに結合して無力化する抗体)が7倍増となった。アストラワクチン2回の接種に関するデータでは、中和抗体は2倍増にとどまっている。

副反応の発生は、2回目にファイザーワクチンを接種した被験者の1.7%にとどまり、症状は頭痛や筋肉の痛み、倦怠感だった。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米12月求人件数、38.6万件減の654.2万件 

ワールド

米ロ・ウクライナ三者協議、交渉継続で合意 捕虜交換

ワールド

トランプ氏、高市首相を全面支持 3月19日にホワイ

ビジネス

ECBが金利据え置き、ドル安を静観 インフレ見通し
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新世論調査が示すトランプ政権への評価とは
  • 2
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近したイラン製ドローンを撃墜
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 5
    「右足全体が食われた」...突如ビーチに現れたサメが…
  • 6
    「反トランプの顔ぶれ」にMAGAが怒り心頭...グリーン…
  • 7
    ユキヒョウと自撮りの女性、顔をかまれ激しく襲われ…
  • 8
    エプスタインが政権中枢の情報をプーチンに流してい…
  • 9
    関税を振り回すトランプのオウンゴール...インドとEU…
  • 10
    習近平の軍幹部めった斬りがもたらすこと
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 3
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 4
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 5
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 6
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 7
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 8
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 5
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中