ニュース速報

ワールド

ファイザー製ワクチン最大活用に壁、特殊器具の増産できず

2021年01月26日(火)01時18分

注射器(シリンジ)メーカー世界最大手のベクトン・ディッキンソンの幹部は、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチン1瓶を最大活用するのに必要な特殊器具について、今後数週間で米国への供給を大幅に増やすことはできないと述べた。11日撮影(2021年 ロイター/DADO RUVIC)

[25日 ロイター] - 注射器(シリンジ)メーカー世界最大手のベクトン・ディッキンソンの幹部は、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチン1瓶を最大活用するのに必要な特殊器具について、今後数週間で米国への供給を大幅に増やすことはできないと述べた。

ファイザーと独ビオンテックが共同生産したワクチンは、当初1瓶で5回接種できるとされたが、特殊な注射器があれば6回分の接種が可能になる。6回分の抽出により供給量は20%増え、接種回数によって対価を受け取るファイザーにとっても業績押し上げになる可能性がある。

米政府は6回分のワクチンを抽出する器具の提供を開始。疾病対策センター(CDC)のスポークスマンは、新たな注射器キットには大半に特殊器具が含まれていると述べた。

ベクトン・ディッキンソンは、特殊器具約4000万本を含む2億8600万本の注射器を提供する契約を政府と交わしており、同社の広報担当幹部は、合意分の供給に向け完全に準備ができていると述べた。

一方で特殊器具については、昨年に供給準備を始めた時点で政府と協議していなかったと明かし、「こうした器具は無限に生産できるものではなく、新たな生産ラインの立ち上げには時間がかかる」と語った。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

現代自動車、中国販売倍増へ 北米で36車種投入計画

ビジネス

午前のドルは159円半ばで底堅い、上攻めの手掛かり

ワールド

米の対台湾武器売却、計画通り進展 国防部長が表明

ワールド

トランプ氏、5月14─15日に訪中 「歴史的な訪問
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」モナコ舞踏会に見る富と慈善
  • 2
    意外と「プリンス枠」が空いていて...山崎育三郎が「日本産ミュージカルの夢」に賭ける理由【独占インタビュー】
  • 3
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終回に世界中から批判殺到【ネタバレ注意】
  • 4
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 5
    「有事の金」が下がる逆説 イラン戦争で市場に何が…
  • 6
    デンマーク王妃「帰郷」に沸騰...豪州訪問で浮かび上…
  • 7
    まずサイバー軍が防空網をたたく
  • 8
    地上侵攻もありえる...イラン戦争が今後たどり得る「…
  • 9
    【クイズ】2年連続で「世界幸福度ランキング」で最下…
  • 10
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 1
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え時の装いが話題――「ファッション外交」に注目
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公開...母としての素顔に反響
  • 3
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ海峡封鎖と資源価格高騰が業績を押し上げ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 6
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 7
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 8
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店…
  • 9
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 10
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中