ニュース速報

ワールド

クシュナー米大統領顧問「黒人は成功望む必要ある」、民主党は反発

2020年10月27日(火)11時45分

 10月26日、クシュナー米大統領上級顧問は、ソーシャルメディアやバスケットボールのコートで人種差別への抗議を表明しているスポーツ選手らを批判し、政策変革を実現するには黒人が成功を望まなければならないとの考えを示した。ホワイトハウスで9月撮影(2020年 ロイター/Leah Millis)

[ワシントン 26日 ロイター] - トランプ米大統領の娘婿であるクシュナー大統領上級顧問は、ソーシャルメディアやバスケットボールのコートで人種差別への抗議を表明しているスポーツ選手らを批判し、政策変革を実現するには黒人が成功を望まなければならないとの考えを示した。

トランプ大統領は、来月再選されれば黒人の雇用と機会創出を行なう「プラチナ計画」を実行すると表明した。

クシュナー顧問はテレビ番組「フォックス&フレンズ」に出演してこの計画に言及。「黒人社会が抱える問題について必要な議論は何年もの間多く交わされてきた。特にジョージ・フロイドさん死亡事件後は議論が高まっている」と指摘した。

また、「(意識の高さを吹聴する)美徳シグナリングをする人々が多数出現した。インスタグラムに投稿する、ジャージにスローガンを印刷する、バスケットボールのコートに書き付ける。率直に言って、こうした行動は人々を前進させるより二極化を助長している」と述べた。

さらに、「トランプ大統領の政策は、不満の原因となっている問題からの脱却を助けられるが、彼らが望む以上に成功することは助けられない」と述べた。

一連の発言に民主党は反発。民主党全国委員会(DNC)は声明を発表し、法執行当局の行為で黒人が死亡した事件に対する説明責任の要求を単なる「不満」と考える姿勢を示しているとして、クシュナー氏を非難した。

声明は、「黒人有権者が関心を持っているこの問題に対する侮辱的な姿勢は、黒人の生命に対するトランプ大統領の無神経さと軽視の態度の現われ」とした。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

アングル:高市トレード、個人も順張り 反転リスクに

ワールド

中国、国防産業監督機関の元幹部を汚職で起訴

ワールド

韓国企画財政相、米投資案件を事前審査へ 法案可決前

ビジネス

英BP、第4四半期利益は予想通り 自社株買いを停止
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 2
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...周囲を気にしない「迷惑行為」が撮影される
  • 3
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トランプには追い風
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 6
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 7
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 8
    変わる「JBIC」...2つの「欧州ファンド」で、日本の…
  • 9
    衆院選で吹き荒れた「サナエ旋風」を海外有識者たち…
  • 10
    「二度と見せるな」と大炎上...女性の「密着レギンス…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 5
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 6
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 7
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 8
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 9
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 10
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 7
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 8
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 10
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中