ニュース速報

ワールド

アジアのコロナ感染者が1000万人突破、インドで感染続く

2020年10月25日(日)09時01分

 ロイターの集計によると、アジアで新型コロナウイルスの感染者が24日に1000万人を超えた。感染が収まった地域がある一方、インドで感染拡大が続き、地域全体の総数を押し上げている。写真はインドのニューデリーで6月撮影(2020年 ロイター/Danish Siddiqui)

[24日 ロイター] - ロイターの集計によると、アジアで新型コロナウイルスの感染者が24日に1000万人を超えた。感染が収まった地域がある一方、インドで感染拡大が続き、地域全体の総数を押し上げている。

アジアの感染者は世界全体の約4分の1を占め、中南米に次ぐ多さとなった。死者数は16万3000人超で世界全体の約14%。

ロイターの集計は各国の公式統計に基づいているが、検査不足や過少報告などを考えると、実際の数字はさらに大きい可能性がある。

ただ、全般に過去数週間で状況は改善しており、欧州や北米とは対照的に1日当たりの感染者数は減少傾向にある。

内訳をみると、インドを含む南アジアの感染が最も多く、感染者は世界全体の21%近く、死者は12%を占めている。一方で中国とニュージーランドは感染が収まり、日本は感染拡大のペースが加速していない。

減少傾向にあるものの、インドの感染者数は米国に次いで世界2位で1日当たりの感染者数は5万7000人超。ロイターの分析によると、週平均で人口1万人当たりの新規感染者数は58人となっている。

死者数は1日当たり平均764人で世界最多。世界の死者の13人に1人はインドの死者ということになる。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

再送-米連邦航空局、MD-11の運航禁止 UPS機

ワールド

アングル:アマゾン熱帯雨林は生き残れるか、「人工干

ワールド

アングル:欧州最大のギャンブル市場イタリア、税収増

ビジネス

米肥満薬開発メッツェラ、ファイザーの100億ドル買
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216cmの男性」、前の席の女性が取った「まさかの行動」に称賛の声
  • 3
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 6
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 7
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 8
    【銘柄】元・東芝のキオクシアHD...生成AIで急上昇し…
  • 9
    「非人間的な人形」...数十回の整形手術を公表し、「…
  • 10
    なぜユダヤ系住民の約半数まで、マムダニ氏を支持し…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 5
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 6
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 7
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 8
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 9
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 10
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中