ニュース速報

ワールド

米当局、著名人ツイッター乗っ取りで17歳少年など3人起訴

2020年08月02日(日)10時11分

オバマ前大統領や米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)、マイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツ氏など著名人のツイッターの公式アカウントがサイバー攻撃で乗っ取られた問題で、米フロリダ州の検察局は31日、同州タンパの少年(17)をハッキングの罪で起訴したと発表した(2020年 ロイター/Thomas White)

[31日 ロイター] - オバマ前大統領や米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)、マイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツ氏など著名人のツイッターの公式アカウントがサイバー攻撃で乗っ取られた問題で、17歳の少年を含む3人が起訴された。

米フロリダ州の検察局は31日、同州タンパの少年(17)をハッキングの罪で起訴したと発表。司法省は、この事件に関連して、英ボグナーリージスのメイソン・シェパード被告とフロリダ州オーランドのニマ・ファゼリ被告を起訴したと発表した。

ツイッターは「法執行の迅速な行動」に謝意を示した。

17歳の少年は15日、著名人の公式アカウントを通じて、ビットコインへの投資を促す投稿を行い、10万ドル以上を手にしたとされる。

フロリダ州ヒルズボロ郡の検事は記者団に対し、少年を30件の重罪容疑で起訴したと述べた。少年は勾留されている。

声明では「連邦捜査局(FBI)と司法省が全国規模の調査を行い、ヒルズボロ郡の容疑者を特定し、逮捕した」とした。

州検事によると、フロリダ州の法律は少年を成人として起訴することができるため、連邦法ではなく州法を適用したという。

今回の問題について、ツイッターは社員がだまされて自分のアカウント情報を教えてしまったと説明していた。

当局が31日に明らかにした宣誓供述書によると、少年は、ツイッターのIT部門のスタッフになりすまし、社員から顧客サービスのポータルにアクセスするログイン情報を入手していたという。

ハッキング撲滅を目指す団体、ストップSIMクライムの創設者ロバート・ロス氏は、今回の件は、若いアマチュア集団が企業のセキュリティを破ることに成功したという事例で「国家的なセキュリティのリスクだ」と述べた。

*情報を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

仏ルノー、25年は純損失109億ユーロ 日産株巡る

ビジネス

エールフランスKLM、25年営業利益は過去最高の2

ワールド

仏会計検査院、歳出削減促す 増税頼み限界

ビジネス

日立労組、26年春闘のベア要求1万8000円 一時
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ポーランドが「核武装」に意欲、NATO諸国も米国の核の傘を信用できず
  • 2
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 3
    中道「大敗北」、最大の原因は「高市ブーム」ではなかった...繰り返される、米民主党と同じ過ち
  • 4
    ウクライナ戦争が180度変えた「軍事戦略」の在り方..…
  • 5
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 6
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 7
    生き返ったワグネルの「影」、NATO内部に浸透か
  • 8
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 9
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 10
    IMF、日本政府に消費減税を避けるよう要請...「財政…
  • 1
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 4
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 5
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 6
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 7
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 8
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 9
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 10
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中