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ハーバード大とMIT、米政権を提訴 留学ビザ規制差し止め請求

2020年07月09日(木)00時37分

トランプ米政権が今秋からの新学期にオンライン授業のみを履修する留学生に滞在を認めない方針を打ち出したことに対し、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)が連邦裁判所に一時的な差し止め処分を求めたことが分かった。マサチューセッツ州ケンブリッジのハーバード大で3月撮影(2020年 ロイター/Brian Snyder)

[ニューヨーク 8日 ロイター] - トランプ米政権が今秋からの新学期にオンライン授業のみを履修する留学生に滞在を認めない方針を打ち出したことを受け、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)は8日、新規則の一時的な差し止め命令を求める訴訟をボストン連邦地方裁判所に起こした。

ハーバード大のローレンス・バコウ学長は電子メールで「われわれの留学生および全国の教育機関に在籍する留学生が強制退去の脅威にさらされることなく引き続き勉学にいそしむことができるよう、精力的にこの訴訟を推し進めていく」と述べた。

新規則に対する訴訟は今回が初めて。

米移民・関税執行局(ICE)は6日、今秋からの新学期にオンラインの授業しか履修しない外国人留学生には米国内の滞在を認めないと発表した。

ハーバード大学は新学期に全ての授業をオンラインで行うと発表していた。

米司法省は現時点でコメント要請に応じていない。

*内容を追加しました。

ロイター
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