[ベルリン 9日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が発表した10月の貿易統計によると、輸出は季節調整済み前月比1.2%増と、予想に反して増加した。

市場予想は0.7%減だった。

特に欧州以外への輸出が好調だった。欧州連合(EU)への輸出は前年同期比0.1%増。非欧州諸国への輸出は4.6%増だった。

貿易収支(季節調整済み)は206億ユーロの黒字。市場予想は190億ユーロの黒字だった。

ドイツではこのところ弱い経済指標の発表が相次いでいたが、今回の輸出統計を受けて、第4・四半期にマイナス成長を回避できるとの期待が浮上している。

INGのカルステン・ブルゼスキ氏は「先週の鉱工業統計は予想を下回ったが、今朝の貿易統計は一定の安心感を誘う歓迎すべき内容となった」と指摘。ただ過度な楽観は禁物だとし「先行きに目を転じれば、足元の受注低迷が楽観論を強く戒める要因となるだろう」との見方を示した。

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