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米国株式市場=S&P500・ナスダック最高値、ハイテク株が高い

2025年10月09日(木)06時15分

米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が反発し、終値での過去最高値を更新して取引を終えた。写真は2021年1月、ニューヨーク証券取引所(NYSE)で撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)

[ニューヨーク 8日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が反発し、終値での過去最高値を更新して取引を終えた。利下げ見通しの手掛かりを得ようと米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に関心が集まる中、ハイテク株に買いが入った。    人工知能(AI)関連の大型株への買いを追い風に、ナスダックが1%超上昇。ダウ工業株30種はほぼ横ばいで引けた。    半導体株がアウトパフォームした一方、エネルギーや主要消費財、住宅建設は下落。米抵当銀行協会のリポートによると、先週の住宅ローン需要は金利の低下にもかかわらず4.7%減少した。    USバンク・ウェルス・マネジメントの資本市場調査責任者ビル・メルツ氏は「AI分野に関連した取引発表が次々と行われており、積極的な成長というテーマが続いている」と述べた。

米政府閉鎖が8日目に入り、公式経済指標の発表が行われない中、市場の関心は米連邦準備理事会(FRB)が公表した9月16─17日のFOMC議事要旨や、来週始まる第3・四半期決算シーズンに集まった。    議事要旨によると、大半の当局者は雇用市場への下振れリスクが高まり、利下げが正当化されるという見解で一致した。同時に、インフレが目標の2%を上回って推移し、関税措置を巡る不確実性が続いている状況を踏まえ、「参加者の大多数はインフレ見通しの上振れリスクを強調した」という。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 46601.78 -1.20 0.00 46649.32 46816.28 46498.39

前営業日終値 46602.98

ナスダック総合 23043.38 +255.02 +1.12 22852.32 23045.14 22845.42

前営業日終値 22788.36

S&P総合500種 6753.72 +39.13 +0.58 6723.87 6755.64 6718.09

前営業日終値 6714.59

ダウ輸送株20種 15782.87 +127.18 +0.81

ダウ公共株15種 1146.92 +5.75 +0.50

フィラデルフィア半導 6860.20 +225.43 +3.40

VIX指数 16.30 -0.94 -5.45

S&P一般消費財 1905.57 +10.70 +0.56

S&P素材 572.54 +2.97 +0.52

S&P工業 1316.67 +11.10 +0.85

S&P主要消費財 861.80 -4.50 -0.52

S&P金融 889.90 -4.69 -0.52

S&P不動産 259.51 -1.31 -0.50

S&Pエネルギー 680.67 -3.93 -0.57

S&Pヘルスケア 1684.64 +2.99 +0.18

S&P通信サービス 418.26 +0.08 +0.02

S&P情報技術 5749.95 +86.16 +1.52

S&P公益事業 460.97 +3.15 +0.69

NYSE出来高 12.20億株

シカゴ日経先物12月 ドル建て 48215 + 455 大阪比

シカゴ日経先物12月 円建て 48125 + 365 大阪比

ロイター
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