[ニューヨーク 6日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが上昇した。労働省が朝方発表した11月の雇用統計を受け当初は売りが優勢だったが、来週に消費者物価指数(CPI)の発表を控え、売りは失速した。

11月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は22万7000人増。小幅な伸びにとどまっていた10月から急回復した。失業率は4.2%に上昇。前月まで2カ月連続で4.1%だった。

TDセキュリティーズの外為・新興国市場戦略責任者、マーク・マコーミック氏は、雇用統計を受け連邦準備理事会(FRB)が今月の会合で追加利下げを決定するとの観測が確認され米国債利回りが低下し、ドル相場はこれに連動したと指摘。「来週発表のCPIが17─18日の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け重要な最後の経済指標になる」と述べた。

LSEGによると、FRBが今月のFOMCで0.25%ポイントの利下げを決定する確率は85%。雇用統計発表前は約70%だった。

INGの米国担当チーフ国際エコノミスト、ジェームズ・ナイトリー氏は「FRBは金融政策の制約的な領域から中立的な方向への移行を継続させるため、着実に0.25%ポイントの利下げを決定する」としている。

終盤の取引で主要通貨に対するドル指数は0.3%高の106。

ユーロ/ドルは0.3%安の1.0561ドル。ドル/円はほぼ横ばいの150円。

韓国ウォンは0.4%安の1米ドル=1422.7ウォン。

ドル/円 NY終値 150.03/150.04

始値 150.49

高値 150.65

安値 149.37

ユーロ/ドル NY終値 1.0568/1.0571

始値 1.0586

高値 1.0629

安値 1.0543

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