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中国「EVの父」らが国際協力訴え 世界新エネ車会議で
9月6日、 中国の電気自動車(EV)関連企業の幹部らは6日、ドイツのミュンヘンで開催中の「世界新エネルギー車会議(WNEVC)」で、EV技術への移行に向けた国際協力と技術規格設定の必要性を訴えた。写真は万鋼・元科学技術相。北京で2017年6月撮影(2023年 ロイター/Thomas Peter)
Victoria Waldersee Zhang Yan
[ミュンヘン 6日 ロイター] - 中国の電気自動車(EV)関連企業の幹部らは6日、ドイツのミュンヘンで開催中の「世界新エネルギー車会議(WNEVC)」で、EV技術への移行に向けた国際協力と技術規格設定の必要性を訴えた。
会議は中国EV企業などが主催するもので、中国国外での開催は初めて。中国で「EVの父」と呼ばれる政府の政策顧問、万鋼・元科学技術相のほか、比亜迪(BYD)、上海蔚来汽車(NIO)などのEVメーカーやEVバッテリー世界最大手、寧徳時代新能源科技(CATL)のトップが出席した。
万氏は、技術面でEVの普及促進に重要な3点として、バッテリーの性能、EVの構造、運転支援機能の向上を挙げた。
CATLの曽毓群会長は、政策や技術発展レベルの違いによって世界の各地域でEVの成長にばらつきが目立ってきていると指摘した。
またBYDやNIOのトップは、中国EV企業とドイツとの協力関係の重要性を訴えた。