ニュース速報

ビジネス

ファーストリテ、21年8月期営業益70.7%増に上方修正

2021年04月08日(木)18時35分

ファーストリテイリングは8日、21年8月期の連結業績予想(国際会計基準)を上方修正した。写真は、ユニクロのロゴマークが見える建物の前を通行するマスク着用の男性。2020年5月24日に北京市内で撮影。(2021年 ロイター/Florence Lo)

[東京 8日 ロイター] - ファーストリテイリングは8日、2021年8月期通期の連結営業利益予想(国際会計基準)を前期比70.7%増の2550億円に上方修正した。従来は2450億円を見込んでいた。国内やグレーターチャイナ地域でのユニクロ事業が好調で、上期(20年9月─21年2月)の上振れを反映した。

IBESのコンセンサス予想によると、アナリスト15人の通期営業益予想の平均値は3163億円となっている。

通期の売上収益は10.0%増の2兆2100億円と従来予想を100億円引き上げた。純利益は従来予想の82.6%増の1650億円を据え置いた。

上期としては、営業利益は前年同期比22.9%増の1679億円、売上収益は同0.5%減の1兆2028億円。純利益は5.4%増の1058億円だった。

国内ユニクロ事業は、売上収益が6.2%増の4925億円、営業利益は978億円と36.6%増加した。新型コロナウイルス感染拡大を受け、在宅需要に合った部屋着やヒートテック毛布などが好調で、既存店売上高は5.6%増だった。

柳井正会長兼社長は同日の決算会見で、「いずれコロナ禍は終わる。本当の正念場はコロナが終わってからだ」と述べ、グローバル化をますます加速させると語った。

国軍によるクーデターが起きたミャンマーの政情混乱の影響については「軽微」と述べた。同社はミャンマーに5つの取引先工場がある。

岡崎健最高財務責任者(CFO)は、海外のユニクロ事業について、前期に新型コロナの影響が大きかったグレーターチャイナの下期は大幅増収増益の見込みと説明。一方、米国、欧州の下期については、前期のハードルが低いため大幅に増収し、赤字幅も縮小するものの、営業規制や外出自粛などが続いており、新型コロナの影響は受けるとの見方を示した。

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

与党「地滑り的勝利」で高市トレード再開へ、日経6万

ワールド

高市首相、消費減税「やった方がいいと確信」 改憲は

ワールド

自民単独300議席超、「絶対安定多数」上回る 維新

ビジネス

自民大勝でも「放漫財政にならない」=片山財務相
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 2
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日本をどうしたいのか
  • 3
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 4
    韓国映画『しあわせな選択』 ニューズウィーク日本…
  • 5
    背中を制する者が身体を制する...関節と腱を壊さない…
  • 6
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 7
    「右足全体が食われた」...突如ビーチに現れたサメが…
  • 8
    心停止の8割は自宅で起きている──ドラマが広める危険…
  • 9
    飛行機内で隣の客が「最悪」のマナー違反、「体を密…
  • 10
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 4
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 5
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 6
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 7
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 8
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 9
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 10
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 8
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 9
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中