ニュース速報

ビジネス

日経平均は大幅反落、628円安で2万9000円割り込む 値がさ株軟調

2021年03月04日(木)15時54分

東京株式市場で日経平均は大幅反落。前日の米国株式市場では米長期金利の上昇に伴う割高感からハイテク株が軟調に推移した。写真は東証、2020年10月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 4日 ロイター] -

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 28930.11 -628.99 29198.42 28711.04─29277.19

TOPIX 1884.74 -19.80 1889.50 1865.47─1894.02

東証出来高(万株) 128561 東証売買代金(億円) 27612.65

東京株式市場で日経平均は大幅反落した。前日の米国株式市場では米長期金利の上昇に伴う割高感からハイテク株が軟調に推移。東京株式市場でもその流れを引き継ぎ、日経平均は4営業日ぶりに2万9000円を下回り、終値ベースで2月5日以来の安値となった。個別では、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループがともに5%超安となり、日経平均を約326円押し下げる要因となった。

日経平均は前営業日比360円安で寄り付いた後も下げ幅を拡大し、後場では848円06銭安の2万8711円04銭で安値を付けた。米10年債利回りが1.47%にやや上昇したことを受け、主力銘柄を中心に売りが先行した。

TOPIXも反落し1.04%安。日経平均をTOPIXで割ったNT倍率は15.35倍となり、2月15日以来の低水準まで調整した。 東証一部の売買代金は2兆7612億6500万円。東証33業種中、非鉄金属、情報・通信業、その他製品、空運業などの26業種は値下がり。半面、海運業、不動産業、銀行業などの7業種は値下がりとなった。

個別では指数寄与度の高いファーストリテイリング、ソフトバンクグループが5%超安となったほか、東京エレクトロン、ファナック、エムスリー、アドバンテストなどのハイテク株が総じて軟調。

SBI証券の投資調査部長、鈴木英之氏は米長期金利の急激な上昇が利益確定売りを促したと指摘する。「米長期金利の上昇は必ずしも日本株にとって悪い材料ではない。金利上昇の背景には、経済正常化があるのは確か。現局面は金融相場から業績相場に移行する端境期にあると言える。金利上昇が一時的なものと確認できれば、株式相場は落ち着きを取り戻すだろう」とみている。

東証1部の騰落数は、値上がり787銘柄に対し、値下がりが1295銘柄、変わらずが112銘柄だった。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

為替の動きは石油市場に引きずられている、法的に可能

ビジネス

米雇用者数、3月予想上回る17.8万人増 失業率4

ワールド

中国、馬興瑞・党政治局員を「規律違反」で調査 10

ワールド

ウクライナ軍がロシアの攻勢阻止、前線は良好とゼレン
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イラン恐怖」の正体
  • 2
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引、インサイダー疑惑が市場に波紋
  • 3
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ海峡封鎖と資源価格高騰が業績を押し上げ
  • 4
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 5
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 6
    破産申請の理由の4割以上が「関税コスト」...トラン…
  • 7
    血圧やコレステロール値より重要?死亡リスクを予測…
  • 8
    年金は何歳からもらうのが得? 男女で違う「最適な受…
  • 9
    満を持して行われたトランプの演説は「期待外れ」...…
  • 10
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 4
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 5
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 6
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 7
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 8
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 9
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 10
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のS…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中