ニュース速報

ビジネス

インドが電子商取引の外資ルール再修正検討、アマゾン影響か=関係者

2021年01月20日(水)08時35分

 1月19日、インド政府は電子商取引分野における外資ルールの新たな修正を検討している。3人の関係者と商工省の広報担当者がロイターに明らかにした。実現すれば、アマゾン・ドット・コムやウォルマート傘下のフリップカートなどが、いくつかの主要出品業者との関係の再構築を迫られる恐れがある。ニューデリーの地下鉄駅外に掲示されたアマゾンの広告、2019年10月撮影(2021年 ロイター/Anushree Fadnavis)

[ニューデリー 19日 ロイター] - インド政府は電子商取引分野における外資ルールの新たな修正を検討している。3人の関係者と商工省の広報担当者がロイターに明らかにした。実現すれば、アマゾン・ドット・コムやウォルマート傘下のフリップカートなどが、いくつかの主要出品業者との関係の再構築を迫られる恐れがある。

インドでは外国の電子商取引企業は在庫を抱えて自ら商品を販売することを禁止されており、売り手と買い手の仲介のみが可能。さらに2018年のルール変更により、外国勢が出資先企業の商品を取り扱うこともできなくなった。

ただ国内の中小小売り業者の間では、アマゾンやフリップカートが複雑な仕組みを設けてこの規制を擦り抜けているとの不満が出ている。

こうした中で政府はルールを再度見直し、抜け道をふさぐことを考えている。関係者の話では、例えば外国勢が親会社を通じて間接的に株式を保有している先なども取り扱い禁止対象にするという。

アマゾンの場合、取り扱い上位2社の株式を間接保有しているため、事業が痛手を受ける可能性がある。

商工省の広報担当者は「(ルール見直しの)作業が進んでいる」と認め、この問題に関する協議が1カ月前に行われたと明かした。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

アングル:「高市ラリー」再開か、解散検討報道で思惑

ビジネス

トランプ米大統領、クレジットカード金利に10%の上

ビジネス

関税返還となった場合でも米財務省には十分な資金=ベ

ビジネス

NY外為市場=ドル上昇、米雇用統計予想下回る 円は
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画をネット民冷笑...「本当に痛々しい」
  • 4
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 5
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 6
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 7
    美男美女と話題も「大失敗」との声も...実写版『塔の…
  • 8
    決死の嘘が救ったクリムトの肖像画 ──ナチスの迫害を…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    飛行機内で「マナー最悪」の乗客を撮影...SNS投稿が…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 5
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 6
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 7
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 8
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 9
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 10
    「グリーンランドにはロシアと中国の船がうじゃうじ…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 7
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中